へー、ほんとうに秋になっても生えてくるワラビってあるんですね。話には聞いてたんですが、こんな春真っ盛りの頃に見られるような、ジックリしてツンと伸びた見事な(?)ワラビを9月中旬に見たのは初めてのような気がします。

もちろん、田舎育ちですので秋口にワラビを見たことはありますが、それは細くて背が低くて、ああこれも一応ワラビだなというようなものばかりでした。

こんなよいワラビが一掴みも採れたら、さぞや夕飯がおいしかろうと周りを見回しましたが、うーん、残念! ここに3本生えていただけでした。

近くによさげなガサ藪はあったんですけどねえ。
まあ、季節外れのご馳走をねだってもしょうがないでしょう。来年春のお楽しみ。

warabi

秋のワラビ

我が家では、今でも家族全員で春の一日、ワラビ・ゼンマイ・フキ・タラの芽など、山菜取りを楽しんでいますよ。もっとも近年は、ワラビ・フキぐらいしか採れませんけど・・・

たいていは、ゴールデンウィークに入る直前の休日です。なぜかというと、GWに入ってしまうと誰かに採られた後になってしまうからです。極めて単純明快な理由です。

やみくもに野山を歩いても、どこでも採れるというわけではありませんから、去年採れたところを訪ね、ついでに去年のワラビが枯れたカラを探して歩くのですが、なかなか思うようには採れませんね。

家族そろってのレクレーションを楽しむ日というところでしょう。おもしろいことに、ワラビは慣れた人にはすぐ分かるのですが、初めての人には、目の前にワラビがあっても見えないんだそうです。

「わらび目」とか言うそうですが、一本見つけるのが大変なようで、あとはどんどん見つけられますけどね。そうそう、ワラビを見つけられるようになったら、折り方にもコツがあるので覚えてください。

あまり根元に近い部分で折っても固くて食べられません。ワラビを横から見た時に、ひらがなの「く」の字になるように指を掛けて、そのまま上にしごくのです。

ほどよい固さの部分でポキリと折れるようになればいいのですが、まあそれには熟練が必要でしょうね。プロ(?)はそのようにしてワラビ採りをしますというお話でした。

こんな記事を書いていたら、カツオブシをまぶし、醤油をかけたワラビの漬物が食べたくなってしまいました。

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