何事もなかったひな祭りが終わったので、玄関飾りの色紙絵を描き上げたばかりの”鯉のぼり”に替えようとしたところ、いくらなんでもまだ早いでしょう、と横やりが入りました。

ジサマとしては、ひな祭りが終わったのにお雛様を片付けないでおくと、娘の婚期が遅れると昔の人から聞いていたので、前記事の作品を替えようと思っただけなんですけどね。

カミさんにそう言われれば、優しいジサマは急遽新たな絵描きを始めるのでありました。

まずはお手本探し。

伊野様の”伊野孝行のイラスト芸術”の中で、”のんき 長屋の花見”という作品に出合いました。

これは面白いタッチというか作者の個性というか、自分の感性にぴったりマッチします。伊野様、ありがとうございました。

ただし、一か所だけ気になる点があったので、そこは香風流にいたずららさせていただきました。

ohanami

長屋の花見

背景にある満開の桜の木、咲いた花の輪郭の中が単色のピンク色(?)で塗りつぶされているだけだったのです。

自分としてはどう描けばそれらしく表現できるか分からないので、ネットの素材サイトを徘徊して表現法を勉強し、上の絵のように描いてみました。

お絵かき道具は、かなり使い慣れてきた”ファイヤーアルパカ”です。

上の絵を描くには、ブラシ”鉛筆(毛糸)”が線を描くにしろ、色を塗るにしろ使いやすかったです。

桜の花の色を均一濃さに、かつきれいに塗るには”エアブラシ”がグッドでした。

さて、当地でもいよいよ桜の季節となってきました。あと数日でソメイヨシノが開花すると思います。

若い頃はカラオケを担いで近くの自然公園に家族そろって出かけ、飲んで食べて、山が唸るほど大勢の花見客に混ざって楽しんだものですが、それも今は夢のまた夢になってしまいました。

寂しいかぎりですが、お若い皆さまは今年もよいお花見をお楽しみください。

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