当地、桜本(地名)の桜並木も花びらを盛んに散らせています。
風に吹かれた桜吹雪もきれいですが、ハラハラと散る花びらもきれいですねえ。
リアルの桜花見も終わりのようですから、玄関に飾ったウェルカム色紙も”長屋の花見”から”青富士に藤”に替えましょう。
今回の作品のお手本も、某素材サイトのショーウィンドウを覗いていて見つけました。
大元の作品は葛飾北斎”凱風快晴”の赤富士だと思いますが、それを藤の花越しに眺めた作品です。
タイトルは、”富士に藤の花”、作者は”AQ-taro Images 様”と表示されています。
AQ-taro Images 様、参照させていただきました。ありがとうございました。
(模写を終え、しっかし、自分の模写はへただなあ! と嘆くことしばし・・・)
・・・と、思いながらも、よし、この題材では2点勉勉強してみようと気を取り直しました。
自分は、”クッキリ・ハッキリ・ネットリ”の味付けの画調が好きなので、藤の花の彩度を強調してみよう!
富士のお山のグラデーションがきれいなので、FireAlpacaが持っているグラデーションツールを初体験してみよう!
ささやかですが、いたずら気が少し湧いて来たのでありました。
結果は、ご覧のとおり。まあ、このぐらいに仕上がれば、自分としては褒めてやれるレベルです(自分自身を自分で褒めないとやる気が萎えてしまうタイプなので、うぬぼれはお許しください)。
冗談半分、本気半分として、今回の修行も勉強になりました。とりあえずは、よかった、よかった。
<藤の花>藤の花を画像処理するには、丁寧にきれいに描き写したレイヤーを作る必要があります。
写真処理でごまかす手もありますが、それでは模写修行にならないので、真面目にボケボケの花びらを一生懸命描き写しましたよ。2日ぐらいかかりました。
藤の花に関する切り抜きレイヤーが出来れば、あとは楽ラクチン。
●レイヤーをコピーし、重ね焼き(乗算ブレンドもしくはオーバーレイブレンド)。透明度調節。
これで、藤の花のクッキリ・ハッキリ・ネットリ感が好みに変えられました。
しかし、これによって富士山裾野の部分で、花の先端が風景に溶け込んでしまう という弊害が出たので、邪道かもしれないけど溶け込んだ輪郭の下に白ボケ縁取りを入れ、裾野から浮き上がるように表現したら見られるようになりました。
<赤富士から青富士へ>
北斎の赤富士は夕焼け富士ではなく、朝の富士を描いたんだそうな・・・(余談)
グラデーションの話は、単にFireAlpacaのツールを使って描いてみるというだけの話です。
赤富士と同じ色で描いても面白くないので、藤の花が咲くころのお山は青色だろうなあ と想像し、青色で塗ってみたということです。
今回のように、山の上を青、ふもとを緑に塗る場合はすごく簡単でした。
山の全領域を選択し、山の天辺をグラデーションの一方の端に設定、ふもとを他方の端に設定すればOKです。
塗ってみたら、山の上の方の領域の青をさらに青くしたくなったので、その部分だけコピーしてレイヤーを追加し、上記要領で乗算ブレンドして色を濃くしました。
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