そういえばGWも終わりだから、そろそろ八十八夜だなあ、いつだろ?

暦の小さい字を、眼鏡なしに目を細めて見てみたら、アレレ? 5/1だと。

とうの昔に過ぎていましたよ。 じゃあ、立夏はいつだ? 5/5子供の日じゃありませんか。

今年は桜の開花だけではなく、夏が来る(来た)のも早いんじゃありませんか?!

5月、GW、梅雨前、初夏・・・ む、虫の季節 ・・・ オォッ、おぞましい!

注(!強調!) 最初の写真は見ないで下さい! 決して気分がよくなる写真ではありません! エッ、見てしまったァ、しょうがないですねえ! せっかく警告したのにィ・・・

へへへ、こんなイタズラ好きなんです。勘弁して下さい(謝)

kemusi

マツカレハ


虫の中でも嫌いなもの、毛虫!!

写真のようなものでも、表面ツルツルのイモムシでも、高貴なおカイコ様でも、みんなダメです!

細長くて、クネクネするものがダメなんです。メメズ(ミミズ)、ニョロニョロ(ヘビ)、トカゲもダメかなあ。 体中がゾワゾワしてしまいます。

でも、ドジョウ・ウナギは好きです。だって、おいしいから。

話が脱線しましたが、写真はウチの一本だけになってしまった黒松の葉っぱをいじめる悪者毛虫、もっと詳しい名前は松ケムシ、さらに詳しく言うと”マツカレハ”の幼虫(でいいかな?)。

例年、GWの頃に孵化して葉っぱや新芽の汁を吸います。駆除しきれずに生き残ったコヤツらは、イモムシぐらいにでっかくなります。

そんなの目にしたら、冗談抜きで気味悪くなりますよ。

結局、家族の誰も毛虫退治なんぞしてくれないので、いつの頃からかGWの毛虫退治はジサマの仕事となってしまいました。

ですから、GWは嫌いではないのですが、毛虫退治があるので憂鬱な時期となってしまったのです。

松毛虫の学術名をネットで調べる際に得た知識。頭部や胸部に毒針毛があり、これに刺されると痛みやかゆみが生じるんだそうです。

毛虫が嫌いなぐらいですから、積極的に毛虫に触ったことはありませんが、何十年と松の手入れをしてきて、被害に遭わなかったのはたまたまラッキーだったのですね。

コヤツの繭にも毒針毛が残っているそうですから、繭を取り去る時にも注意が必要とのことでした。

それから意外だったのは、マツカレハは春に生まれて秋に死ぬのかなと思ったらそうではなく、毛虫は松の根元で冬を越し、次の年の初夏に繭を作るんだそうです。

ということは、2年は生きるということでしょうか。

そうと分かれば、今年は松の根元にコモを巻いてとっ捕まえ、一網打尽にしてやりましょう!

ところで、この時期の毛虫はマツカレハだけではありません。

梅の木の枝の付け根、二股とか三股になっている部分にクモの巣のような幕を張り、中で孵化する毛虫も駆除しなければなりません。

亡き母は”ハチマンタロウ”と呼んでいましたが、調べてみたらハチマンタロウはイラガの幼虫のことですね。

クモの巣のような幕の中で孵るのは、”オビカレハ”の幼虫のようです。

毛虫もニョロニョロも同じ宇宙船”地球号”に乗り合わせた住人であることは承知しているものの、あまりお近づきにはなりたくないのですが・・・

ageha

クロアゲハ


こちらは、強い南風に飛ばされてきて、サッシの網戸にしがみついたチョウチョさん。

”窮蝶網戸にしがみつけば、ジサマもこれを追わず”・・・ ちょっと違うかな? マッ、いいか。

アゲハチョウではありませんが、何年か前にも同じように網戸にしがみついて離れないチョウチョがいました。

その時も、近寄って写真を撮ろうが、網戸を叩いてショックを与えようが、全然逃げようとしません。

翅が全然傷んでないので、羽化したばかりの翅を乾かしているのかななどと思ったりしたのですが、5、6時間経っても飛び去る様子を見せません。

さすがに見かねて、庭のツツジの植え込みまで連れて行って放してやりました。どういう事情があったのでしょうねえ。

チョウチョさんは、久慈川散歩でよく見かける”ジャコウアゲハ”かなと思ったのですが、お腹にオレンジ色の斑点がありません。

このチョウチョさんの場合は、”クロアゲハ”でいいでしょうか。

ari

アリ


こちらは、存在自体全然気にしていないアリさん。

気付いてみたら、芝生の切れ目に巣穴を掘ってせっせと出入りしていました。

庭には3、4mmの小型のアリもたくさん歩き回っていますが、写真のアリの体長は7、8mmぐらい。

我が家の庭では、わりと大型の部類のアリです。

何という名前のアリか調べようとしましたが、ギブアップ! 分かりません。なんでも日本には280種類のアリがいるとか。

ずいぶんたくさんの種類のアリがいるんですね。

それにしても、一眼マクロで写真を撮るって大変ですねえ。地面に膝をついて、肘をついて、這いつくばって ・・・  「イテテ、か、からだがイテーッ!」 「ピントが合わねーッ」 「被写界深度が浅すぎるーッ」 「動きが早い! しょうがねえ、連射をかけろーッ」。

やれやれ、ずいぶん遊ばせてもらいました。 くたびれたぞーっ!!

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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