季節の巡りは早いですねえ。今日あたりは関東地方では夏日になる所もあるとか。

いよいよ本格的な春到来です。

お散歩に行く途中のソメイヨシノも気が付いたら三分咲きぐらいになっていました。

もうこれからは、水道凍結の心配はないでしょう。

我が家の自家水、井戸ポンプの凍結防止対策を解除してやりましょう。

昔は自分ちの飲料水としてなくてはならない井戸水だったのですが、今は家の中は市の上水を使っていますので、もっぱらカミさんが作った野菜類のドロ落とし、花の水やり、洗車等に使っています。

例年、この辺で氷が張り始める12月から翌年の3月末ごろまで、ポンプ内の水が凍らないよう冬囲いをしています。

今日は、何気なく庭の水道を使ったらポンプの回転音が聞こえたので、冬囲いを取り外す時期になったなと思い出したのでした。

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井戸ポンプの冬囲い


冬囲いと言ってもそんな立派なものではありません。

奥に写っているコンクリート製井戸コガの手前にあるブルーシート(銀色シート)がその冬囲いです。

中に、いつぞや記事にした日立製の自家用井戸ポンプがくるまっています。

作業のポイントは、シートで保温した内部空間に冷気が吹き込まないよう、地面との間に隙間を作らないようにすることですね。

見てくれは悪いですが、シートの裾をコンクリートブロックや石ころで押さえつけています。

これで、シート内を地球(地温)が温めてくれますね。

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冬囲いの保温材


シートを剥いだ外観がこの写真。

保温材は、正真正銘の断熱材。 木造住宅を建築する際の外壁と内壁の間に施工する断熱材です。

厚さ5センチメートルぐらいの綿状断熱物質が、細長い布団のようにビニール袋に入れられたものです。

20年以上も前にホームセンターに売っていたものですが、今だに使っていますよ。物持ちがいいですねえ。

私がこの作業を担当する前は、お袋がやっていまして、その頃はボロ布を集め、テレビや冷蔵庫用の大きなビニール袋を使っていました。

けっこう手間がかかったように見えました。

ポンプの横に見える物体は使い古しの漬物桶で、配管に当たる部分を切り欠いたり、通気窓を開けたりしてあります。

冬以外の季節は、ポンプ本体に当たる直射日光や風雨を避けるためこれをかぶせてコンクリートブロックを乗せ、重し代わりにして固定していますよ。

大事なポンプなので大切に使っています。

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貯湯槽


冬囲いはもう一か所あります。貯湯槽の下部。ここが怪しそうなので農業用ビニールハウスの廃ビニールを包帯のように切って、角型ボックスの下部50センチメートルぐらいを二重巻きにしています。

もちろん、地熱保温用ですから女子高生のルーズソックスのように下にたぐめて巻いています。

貯湯槽を設置して最初の冬のこと。

夜のNHK天気予報で、当地の翌朝の最低気温がマイナス8℃以下と予報すると、家じゅうのすべての給湯栓からお湯が出なくなったのです。水は出るんですけど・・・

写真、貯湯槽の下部に出入り配管が見えますよね。

もしやここでは? と思い点検してみましたが、保温はきちんと施工してありました。

見た目に特別な欠陥があるわけでもないのでクレームのしようもなく、有り合わせの雑材で仮保温してみたらマイナス11℃予報でも問題なくお湯がでるようなので、以降は毎年廃ビニール保温を施すようにしました。

工事業者やメーカーをいじめないKahoo様は寛大だなあ(笑)
 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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