寒さに耐えて

最近、我が家の周りでスズメを見ないなあと思ったら、こんな所にたむろしていました。

ここはお散歩コースの出発点、田んぼの中の駐車場です。

寒さ厳しき今の時期は、群れて暮らすのでしょうか。

夕暮れ時に竹藪が一時にぎやかになるので、（見たことはありませんが）きっと、暖を取るために身を寄せ合って眠るんだと思います。

１羽、２羽なら写真に撮ろうかという気持ちになるのですけど、こんなにたくさん集まっていると、撮るではなくて捕るという気持ちが瞬間脳裏をよぎります。

あ、あ、いけない、いけない！　何を考えてんだろ、このオヤジは！！

神様！　この罪深いオヤジをどうかお許しください。南無妙法蓮華経！（ウチは日蓮宗）

こちらはアオキの実。　冬の山肌散歩で気になるものの一つですね。

ものみな枯れる冬の山肌にあって、秋ごろから目立ち始めた白い実が徐々に赤みを帯びてきます。

今の時期、ツヤツヤ光るその葉っぱに力強さを感じ、視線はこれまた艶やかな赤い実を探します。

若干の赤みを見つけたものの、まだ黄緑ですね。

この実が真っ赤に色づくころ、こちらの地方は本格的な春を迎えます。

アオキは薬用植物なんですね、葉っぱを炙って患部に貼ると消炎作用があるそうですよ。

これは梅の小枝です。正月に入ると目立ってつぼみが育ち始めます。

大きくなってきているのがお分かりでしょうか。散歩道のすぐ脇には5,6本の梅の木が植わっており、嫌でも目に入ります。

毎日見ていると、その変化に気づかないのですが、2,3日見ないで眺めるとずいぶん膨らんだなと、育っていることが分かります。

もう少しで、あの独特の淡い香りが嗅げるかと思うと、日々のお散歩が楽しみになります。