鵜の目鷹の目ならぬ、鵜の目サギの目だなあと笑ってしまいました。
こりゃあ、小魚さんもこの関所(堰所かな)を通り抜けるのは、正真正銘いのちがけだわ。辰ノ口堰の両端は魚道になっているのですが、ここでダイサギ、アオサギ、鵜どもが並んで小魚を狙っています。
上流側の土手を見ると、満腹になったサギが小枝に留まり昼寝でもしているのでしょう、ここにも結構な数がたむろしていますね。
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お盆あがりまで、こちらの地方は日照りが続きましたから久慈川は渇水状態になっており、鳥どもはひもじい思いをしていたはずですが、最近水かさが戻って来たので狩場を田んぼから久慈川に移したようです。
せっせと体力回復を図っています。
こちらは反対側の魚道になります。一番下の段にいる黒い鳥がカワウですね。
先の写真と比べると段差の数が多いように感じるんですけど気のせいかしら。これぐらいの段差なら小さい魚でも助走を付けてジャンプすれば、直接一段上のプールに飛び込めるでしょう。まあ、今の時期は上る魚ではなく、下る魚がほとんどでしょうけど。
こうやって魚が来るのを待っていますが、平均して魚が捕れるわけではないんですね。ほとんどの魚は群れになって移動しますので、群れが通過する時に立哨していた鳥さんがゴハンにありつけるということになります。
真面目に立っていればよいという訳でもないようですよ。
鳥さんの世界でも要領よく立ち回る奴の勝ちということになりますね。
田んぼが色づいてきました。堰の水門が下りているこの風景が見られるのも、もう何日もはなくなってきました。 いよいよ秋です。
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