落雷による被害を受けたものの、固定電話やインターネット接続が復旧し、ホッとしたのも束の間、我が家にはWiFi中継機があるのを思い出しました。

復旧により電話回線中のルーターが交換になったため、中継機の親機との接続を設定し直さなければならなくなったのです。

中継機の設定方法には、WPSボタンによる方法と手動による方法とがあるのですが、最初に覚えたのが手動による方法だったので、今回もその手順で作業しました。

親機(ルーター)との接続が成功すれば、中継機の表示ランプが3つ点灯することにより分かると取扱説明書に書いてあります。

これは何年か前にやったことのある作業なので、多少つまづきながらも無事中継機を親機に接続することができました。(と思い、安心してしまいました)

ところが、やれやれと思った翌日のこと、我が家のWiFiのヘビーユーザーがやってきて、「ネット画面の動きがおかしいじゃないか」とクレームするのです。

自分で確かめてみても確かにおかしい。次の画面が出てくるのが遅い! 機器が変わったのでキャッシュを取り直しているのかな と好意的に考えてもあまりに遅すぎる!

WiFiを止めてモバイル電波に切り替えるとスマホ画面は正常に動くので、てっきり交換したばかりのLANカードの不良かと思いました。

ヘビーユーザー様は、自分で対応できないなら電話会社に相談しろよ と冷たくおっしゃいます・・・

と言われてもねえ・・・ この場の情景だけで何とかしてくれ と主張しても、それではクレーマーと言われている輩と同じじゃないでしょうかねえ。

しかして、またもや悩みを抱え込んでしまったジサマなのでありました。

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ルーター裏面


<親機との接続のやり直し>
* 親機ルーター: NTT PR-400NE
* 中継機: I/Oデータ WN-AC1167EXP

ルーター側か中継機側か どちらかに設定不具合もしくは故障があるのは間違いないようなので、電話会社には責任のない中継機側の健全性をチェックすることにし、接続し直してみることにしました。

例えば、接続前の中継機の初期設定に失敗していて以前の接続設定が残り、悪さしたとか。

ついでなので、接続方法も手動式ではなく、WPSボタンによる方法に挑戦してみることにしましたよ。

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中継機外観


取説によれば、WPSボタンによる方法の方が簡単な気がしたのですが、マイルーターにはWPSボタンが付いていないこと、および双方の取説を読むと接続ための最初のアクションは、お互いに相手側の機器で行うような書き方になっていて、”おい、おい、どちらを先に操作すればいいんだよ?”状態だったので、毛嫌いしていたのです。

お陰様で今回勉強したことにより、WPSボタンによる方法でも親子接続できるようになりました。

● まず、上に書いた毛嫌いの理由は、ジサマの早とちりによるもので、取説記載の内容とはまったく異なるものでした。訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。

中継機取説で言う親機のWPSボタンとは、マイルーターの裏面に付いている”らくらくスタート”ボタンのことでもあるようです(そう書いてありました)。

● 接続の準備ができたら、最初のアクションは親機側のWPSボタンを押します。次いで中継機のWPSボタンを押して、中継機表示ランプによる状態変化を待ち、点滅から点灯に変われば接続完了です。

● 再接続後に、今度はきちんと確認しましたよ。スマホの起動画面上部をフリックしてクイック設定画面を出し、表示アイコンを操作して、”モバイル通信”を止め、基地局SSIDを中継機に切り替えて、WiFi通信だけでネット閲覧をしてみました。
ヨシッ、正常に閲覧できます!

これは、LANカード、中継機、ともに連携し、期待通りの働きをしているということですね。

とりあえずはよかったと思いつつも、ではなぜ最初はWiFi通信が具合が悪かったのか、うまく説明できないので、様子見を続けました。そしたらまた面白い現象が見られたのです。

● 後日、中継機の点灯表示ランプが1つ(親機の電波が受信しずらい状態)だけ点灯状態になっているのを目撃しました。そしてわずかな時間をおいて通常の3つ点灯に戻りました。思い出してみると、その時電子レンジが動いていた気がします。ただし、普段は電子レンジが動いていても表示ランプは消灯しません。

● これも同じ頃気付いた現象なのですが、スマホのWiFi基地局に設定してあるのは”ルーター”なのですが、操作した記憶は全くないのに”中継機”のSSIDに変わっていたのです。おかしいなと思いつつ再びルーターに設定し直して使っていると、何日か後にはまた中継機に戻っていました。

これについては、すぐに理由が想像できました。中継機の基地局設定画面にも”自動再接続”スイッチがあり、これがONになっていました。

中継機の取説によると、スマホは基地局の受信電波より中継電波の方が強くなると通信相手を中継機に切り替え、弱くなると基地局に戻すように働くようです。

だとしたら、中継機の”自動再接続”スイッチはOFFにしておくべきなのかなと考え、とりあえずOFFにしました。 もちろんこれで勝手に基地局が変わることはなくなりました。

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落雷後の復旧作業として、何かすっきりしない気分は残るのですが、もう少しで2か月経過します。

上記操作のままで使用上の違和感は全然感じないので、”まっ、これでいいか”と思っています。

おっと、ここで原稿を〆るわけにはいきません。WiFi関連ではもう一件記載が残っていました。

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プリンター外観


<プリンターのWiFi再接続>
* プリンター: EPSON PX-049A

親機を変えたおかげでプリンターでの遠隔印刷ができなくなったのでした。

マイプリンターは、廉価ながらも高機能な機種なのですが、メーカー説明の手順によっても親機と接続設定が困難な機種なのです。
(ジサマが無知なだけかも知れませんが・・・)

(下記は、WiFi環境下にあり、EPSON PX-049Aを所有していて遠隔印刷したいが、、メーカーやその他の手順書によってもネットワーク接続できない! という方にしかご参考にならない情報です)

今回のトラブルで、プリンター購入時にもWiFi接続できずに悩んだことを思い出しました。

プリンターのWiFi接続をあきらめた頃に出会ったのが次の記事だったのです(URLはグーグル検索下さい)。

記事タイトル:【画像解説】PX-049A(エプソンプリンター)を無線で接続させる方法
Author:パソコン修理屋「かおるや」様

購入時と今回と、二度もお世話になりました。Author様、どうもありがとうございました。

お陰様で快適に印刷出来ております。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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