我が家のあたりは、ずいぶん田舎だなあと思っていましたが、なんのなんの、近くにこんなに田舎なのか、という場所がありました。ほかならぬ辰ノ口アジサイ園、先日訪ねたのはそろそろ本格的に暑くなり出した昼前ぐらいの時間帯。
なにこれ! というぐらいのすごい蝉しぐれ、よくもまあこれだけのセミが集まったと驚くぐらいの鳴き声です。
競っているのは、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、それからアブラゼミですか、気持ちミンミンゼミの声が賑やかかなとは思うものの、いやどうして甲乙つけがたいほどの合唱ぶりですね。
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時期が時期なら人影が近づこうものならすぐに飛ぶのですが、セミ人生の終わりが近いことを察しているのでしょう、精一杯我が世の夏を謳歌するぞ、という迫力を感じます。
カメラを構えて近寄って行っても、かなり近寄らないと逃げません。透明翅のセミが2匹とアブラゼミが収穫で、透明翅はミンミンゼミとツクツクボウシだとばかり思っていました。
帰宅し、PC画面を眺めてウ~ム? となってしまいました。ミンミンゼミは、ツクツクボウシに比べて、やや大きく、ズングリムックリした印象ですよね?
でも、こうやって見比べると上下の写真にあまり差が見られないですよね? たぶん、どちらもミンミンゼミだと思います。
またまた、ボケおやじを演じてしまいました。
(撮った時は、上がミンミンゼミ、下がツクツクボウシだと思ったんです・・・)
せっかくセミの写真を貼るのだから、気の利いたことの一言ぐらい書き添えたいと思い、Wiki先生をお訪ねしました。
そしたら、セミ薀蓄よりも、よくもまあ細々調べている人がいるなあ、ということの方に感心してしまいました。あそこのセミがどうのこうのという記載が相当量載っていますよ! それが今日の成果でした。
近年感じていることは、昔に比べ(我が故郷では)アブラゼミとヒグラシの数が減ってきて、ミンミンゼミとツクツクボウシの数が増えてきている、ツクツクボウシの数は明らかに増えてきたなあと思うことです。
昔は捕虫網を持ち、あちこち歩き回ってもツクツクボウシなんて滅多に捕れなかったですけどねえ。Wiki先生の記事からは、地球温暖化が関係しているように読み取れました。
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