今年で3回目の参加となりました。 恒例の「冬季工作教室」。

郷土に伝わる伝統工芸のようなものの作り方をぜひ教えてほしいとサークルの先輩方にリクエストしておいたら、今年は「わらぞうりの作り方」を教えてやるぞとお声がかかりました。

去年もそうだったのですが、出来の悪い生徒若干1名は、体一つで会場に出向くだけ。

材料も手順書も、すべて先輩方が準備して下さいます。毎度申し訳ありませんと思いつつ、要領が分からないので、ついつい甘えてしまいます。

先輩方、すみません。今年もよろしくお願いいたします。

waraji

わらじ


手順書は、「藁草履」と「わらじ」の2種類をいただきましたが、わらじの方に興味があったので、まずはわらじ作りから。

ありがたいことに、草履の芯になる縄は、手作りだと綯うのも大変だろうし、最後に引き締めができなくなるだろうからと、代用品のビニールロープを用意しておいてくれました。

初めて見る手順書の解釈に難儀しながらも、なんとか最後までの手順をなぞることができました。

しっかし、あたしゃ不器用だねえ。見てくださいよ、この不細工なわらじ!

苦笑いしながら、手順書に書いてあるようにヒモを通して履いてみる。

sityaku

わらじ試着


オー、オーッ! いいんじゃないの、この履き心地。ピッタリ足裏にフィットし、ご機嫌な履き心地ですよ。

でも、何につけても不器用なオヤジには、のんびり完成の余韻に浸っている時間なんぞありません。

なんたって、先生方が揃っている今日のこの日に分からない所を教わっておかないと、あとは独学になってしまいますからねえ。

午後も必死で残りの藁草履の作り方を勉強しましたが、残念ながら最後の工程までは行きつかずにタイムアップ! 残念。

asinaka

足半(あしなか)


こちらは、先輩が作った足半(あしなか)。

むかし、鮎釣りの時に父親が愛用していたぞうりです。なつかしいですねえ。

先輩方から、あーでなし、こーでなしといろいろ教わりながらの楽しい時間はアッという間に過ぎてしまいました。

今日は何一つまともな作品は作れなかったですが、貴重な手順書を入手し、実演を拝見することができました。

体調が整い、もう少し暖かくなってきたら軒先の陽だまりの中で練習しますよ。

ぜひ、これらの作り方をマスターしたいと思っています。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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