天下取りの遊び方

ボールを使った遊びで、コートの広さは、左の図のようにそれぞれ縦横約2.5mぐらいです。

コートを描く地面は、アスファルト、コンクリートが好ましく、土の場合は平らでなければダメです。芝生や砂利ではボールがはずみません。

ボールはテニスボールぐらいの大きさのゴムマリでも遊べますが、ボールのスピードが速くなるので、ドッジボールぐらいの大きさのボールがよいでしょう。

勝負は2人で行いますが、負けた人が交代するようにすれば、何人でもあそべます。

  1. 最初に遊ぶ2人を決めるて、じゃんけんをします。勝った人が「天下」で、負けた人は「平民」です。
  2. 天下がサーブ権を持ちます(右の図では白帽子)。片手のこぶしでボールを打ちます。
    この時、自分のコート内に1回バウンドしてから、相手のコート内に着地[(1)]するように打ちます。
    もし、自分のコート内でバウンドしなかったり、相手のコート内に着地しなかったり、線の上だったりしたらアウトです。
    アウトの場合は、天下と平民が入れ替わり、次は黒帽子が天下となって、サーブします。
  3. さて、天下の打ったボールがバウンドして平民(黒帽子)のコートに入ってきました。
    平民はボールが自分のコートに入った瞬間から、2回バウンドするまでの間(赤線で表示してある間)に天下側に打ち返さなければなりません。
    天下の打ったボールが自分のコートに入らないと思えば、ボールの着地点[(1)]を確かめてから打ち返せばよいし、図のように着地するのを待たずに打ち返してもかまいませんが、打ち返す時は天下の時と同じように、必ず自分のコート内に1回バウンドしてから相手のコートに入るように、片手のこぶしで打たなければなりません。
    打ち返したボールが、自分のコート内でバウンドしなかったり、相手のコート内に着地しなかったり、線の上だったりしたらアウトであることは天下の時と同じです。
  4. 平民の打ち返したボールが入ってきた天下も、平民の時と同じように2回バウンドするまでの間に、平民側にボールを打ち返せばOKです。
  5. このようにして、どちらかがミスするまで打ち返しが続きます。
    天下がミスした時は、天下は平民に格下げ、平民は天下に格上げとなって、サーブ権が移動し、さらにプレーは続きます。
    平民がミスをすると、次に待っている人と交代になります。もちろん交代した人は平民です。

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