まわり将棋の遊び方

まわり将棋は出世将棋で、4人までで遊べます。

それぞれが将棋盤の外周4隅のどこかを自分の基地に決め、そこに歩兵を置きます。また、サイコロ代わりに金将のこま4枚を使うのでこれも盤面に置きます。

じゃんけんをして順番を決め、おむすびをにぎるような形にした両手の中に金将4枚を入れ、よく振ってから片手で盤上に転がします。

出た目の数(この数が升目の数)だけ自分のこまを反時計回りに進めます。

もし、この時止まった位置が4隅だったらボーナスとなり、次の4隅まで飛ぶことができます。つまり、8升目分得をします。

また、この時自分の基地で止まったり、自分の基地を通過したりすれば、そのこまの成り(うらがえし)に出世できます。

成りの状態で戻ってきた時は次の階級のこまに代えることができます。こまの階級は、歩兵の次が香車、そして桂馬、銀将、角行、飛車、王将となります。

また、こまを振って出た目がビシャだった時は、こまが重なったこと、もしくは飛び出したことを無視して出た目に見立てます。

そして、その目の数だけ逆戻りしなければなりません。出た目の数や、ビシャという言葉については、「ビシャまき」を読んで下さい。

階級がどんどん進んで王将になり、そして成りになって基地に戻ればすごろくで言う「あがり」になるわけですが、最後はドンピシャ基地の升目で止まらなければなりません。

基地を通り過ぎたらビシャを出して戻らなければなりません。戻り過ぎれば、また進みなおしてドンピシャ基地の升目で止まらなければなりません。

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