ビシャまきの遊び方

山くずしで遊んで皆の持ちごまが決まりましたか?
金将のこまを持っている人は、金将を盤上に出して下さい。金将がサイコロの代わりになります。
ビシャまきは、こまをお金に見立てた銀行ごっこです。

じゃんけんをして順番を決め、おむすびをにぎるような形にした両手の中に金将4枚を入れ、よく振ってから片手で盤上に転がします。出た数字の分だけの金額のこまを振った相手に渡して、次の順番の人に代わり、交代交代でこまをやりとりします。

お金(こま)がなくなったら負けです。

4枚の金将は、その形によって数値(お金)が変わります。左の写真を見て下さい。

文字の無い面はゼロ、文字の面は1、横に立つと5、縦に立つと10です。ですから左の写真は16になりますね。つまり、こまを振った人に16円を払います。

3人で遊んでいる場合は、こまを振った人は2人からもらえるので32円のかせぎとなります。

さて、金将の出目には特殊なパターンがあります。
左の写真のように4枚とも文字の面が出ると50(円)になります。

左の写真のように4枚とも文字面のウラが出ると100(円)になります。

これは1000(円)ですが、無条件勝利です。とっつあんは、いまだかつてこの形を出したことがありません。

ところで、ビシャまき遊びにはアウトとなるビシャが2種類あります。

ビシャが出ると一銭もらえずに次の人の順番となってしまいます。
1つ目の種類のビシャは、こまの上にこまが重なったビシャです。

2つ目の種類のビシャは、盤上からこまが飛び出してしまったビシャです。

説明が最後になりました。自分が持っているこまの値打ちは、歩兵1円、香車3円、桂馬5円、銀将10円、角行50円、飛車80円、王将100円です。

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