えっ、再発したの!? と、昔の病気を知っている人にはご心配をおかけするようなタイトルですが、いえいえ、そうではありません。

先日、野良作業オープン戦のために流星号や銀星号の手入れを始めたら、物置の片隅でホコリをかぶった黒龍号が寂しそうにしているのを見つけてしまったのです。

そういえば、去年は全然気分がのらず気にも留めていなかったのですが、今年は風薫る季節を肌が感じます。

”自転車乗りとは、おケツの痛みに耐える修行とみつけたり!”とは、我が語録の一つでありますが、本当は、おケツだけではありません。

黒龍号乗りはママチャリよりも前傾の姿勢をとりますので、おケツはもとより腕・肩・腰も痛くなります。

でも、春風に頬を撫でられながら堤防の上や田園の中でペダルを漕ぎ、額に汗がにじむのを感じるのはとっても気持ちがいいんですよね。

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黒龍号フル装備


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「黒龍号」(個人的愛称ですので、機種名ではありません)は、6,7年前にYahooオークションで、たしか12k円也で競り落としたクロスバイクです。

世の中には、軽いし丈夫だ が売りのン十万円もする高価なクロスバイクもありますが、どんなものか価値の分からん初心者オヤジには、黒龍号はもったいないほど立派な自転車であります。

タイヤサイズが、28インチだったか、サイズ700だったか、体形に合うサイズであったことが気に入って求めた自転車でした。(正直なところは、もう一回り大きくてもよかったのですが・・・)

ギヤは前が3枚、後ろが6枚なので、18段変速となっております。

今回2年ぶりのお付き合いとなってしまったので、念入りに点検してやりましたよ。

と、言ってもいつもより細かくホコリを落として、濡れタオルで拭きあげた程度ですが。

チェーンとギヤにオイルを少量塗って、あとはムシゴムを交換したぐらいかな。

試乗してみたら、ギヤの切り替えスムーズ、ブレーキの効き具合異常なし。

オッ、お尻も全然痛くないぞ! って、これはまだ距離を走ってないのだから当たり前か。

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久慈川流域田園風景


気をよくして、普段よく走っていたお馴染みの「田園・久慈川堤防」コースを走ってきました。

往復11km、途中小休止を入れて約1時間走ります。最高時速は23km/h、最低速度は上り坂の8km/hぐらいがマイ馬力です(笑われそうですが、これ以上張り切ると体が壊れます)。

初日は、「うん、うん、おケツの痛みはこんなもんだろ」などと余裕こいてましたが、今日は2日目、「うん、そう、この痛みだよ」と2年ぶりの痛みをなつかしみました。

我が黒龍号が疾走する田園風景は、上の写真のような景色になっております。

Photoshopのパノラマ写真で合成してみましたが、Web用に横8000px強を1024pxに縮小したら、結局見づらくなってしまいましたね。 反省!

田んぼの向こうに見える緑が久慈川堤防の竹林です。こんな爽やかな田んぼの中を走ってごらんなさいよ、自然と同化する気分に浸れますよ。

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高台方面をのぞむ


往きはよいよい、帰りはこわい というのも世の常。

田んぼや川というのは大抵、低地にあります。一方市街地は高台に位置するので、帰りは坂道を登らなければなりません。

近道するなら上り坂を自転車を押して上がるコースも考えられますが、運動のために走るのですから、自転車を漕いだまま登れる坂道コースを選んで帰ることになります。

その道路には、旧国道118号線を利用しています。今は旧国道を走る車はほとんどないし、傾斜も緩やかな坂道なので、低速最低ギヤに切り替えれば8km/hながら、何とか休まずに登り切ることができます。

でも、その日の体調により、上り坂を直進して進むのが苦しい時には、道幅をジグザグに走って向い角度を小さくするという裏技を使ったりしますけど。

運動としては、サイクリングコースの終盤にあるこの約1kmの坂道が一番体のためには良いのではないでしょうか?

そう思って頑張っています。

最後に、黒龍号のフル装備を紹介します。番号は、最初の写真に対応しています。

  1. バックミラー: 化粧用 もとい後方確認用
  2. ベル: 警告相手を驚かさないよう、少し手前で鳴らすのがよろしいようで
  3. サイクルコンピューター: 速度計、走行距離メータ、時計をよく見ます
  4. 小物入れ: 小さいですが、予備チューブ・スパナ・ヘラ・ビニル雨具・500円玉1枚(非常用軍資金)などが入っています
  5. エアポンプ: チューブ交換時用
  6. 固定用ワイヤー: 駐車時緊結用
  7. 飲料水: オーバーヒート対策
  8. LEDランプ: 自動点灯・自動消灯 (摩擦式発電機じゃないから楽だわ)
  9. スマホ(7インチタブレット): 緊急時連絡用・位置情報・雨雲レーダー等(肩から掛けたり、腰ベルト式にしたり)

お尻の痛みに耐えながらも、せっかく黒龍号を掃除したので気分の良い日和が続くうちは田舎走りを楽しみたいと思います。

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