明日は、台風13号くずれの温帯低気圧だが、熱帯低気圧だががやってくるとのこと。

我が家では強風対応のために、サッシ窓の表に取り付けてある日よけの取り付け・取り外し作業をやらなければなりません。面倒なんですよねえ。

それに湿度が高くなるというか、もう既に高いでしょ、これも困りものなのです。お散歩では、タオルを絞ると雫が落ちるぐらいに汗をかいてしまいます。もちろん、肌着はビショビショ。

そんな憂鬱なお散歩ですが、今日も勤めて参りました。 久慈川土手は、今、「逆さ藤」のような赤紫の花があちこちで咲き誇っています。1,2年前に調べたので間違いないでしょう、クズの花ですね。

久慈川土手に限らず、田畑の周囲の茂みや山肌にも咲いていて、最盛期と分かります。

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kuzu

クズって、秋の七草の一つなんですが、御存じでしたか? あたりまえだろと言われそうですけど、それじゃあ秋の七草の名前を挙げられますか? と尋ねたらもっと失礼ですよね。

はい、言われる前に調べましたよ、「お好きな服は」と覚えればいいんだそうです。「オミナエシ」「ススキ」「キキョウ」「ナデシコ」「フジバカマ」「クズ」「ハギ」ですね。でも、名前ばかり覚えても実際の花と名前が対応しないと、これもどうかなと思いますしねえ。

まあ、気長に覚えましょ。ちなみに、春の七草は食べられますが、秋の七草は食べません。見るだけにして下さい。

クズ切り・クズ餅でお馴染みのクズ。古くから我々の生活と関わり合っていたんですね。つるを煮て取り出した繊維で編んだ葛布、新石器時代の地層から出土しているんだそうです。

根っこから取り出したデンプンで作ったのがクズ粉。根っこを乾燥させたものが葛根。これは、発汗作用、鎮痛作用があり、風邪や下痢止めの民間治療薬として使われているそうです。

また、馬・牛・ヤギ・ウサギなど、草食動物が好むことから、昔は飼料としても重宝されていたようです。
これほど価値のあるクズ。我が故郷には「道の小草にもクズが咲くよ♪」というほど、たくさんありますのでどなたか買い取って下さいな。

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