下の写真、老梅を彩る寄生ツタのモミジがきれいだなと思うか、根元の樹皮が朽ちるほどになって長生きだなと思うか複雑です。

樹齢40年、根元の直径が50cmぐらいになっています。

結婚して水戸市にある社宅で約2年生活し、その間に長女が生まれました。

当時の水戸市では、転入や結婚、出産など人生のイベントがあると次の年の春に記念樹を贈ってくれる活動をしていて、確か梅の木は2本だったか3本だったか頂いた記憶があります(結婚記念樹はライラックでした)。

植樹場所がない方は、県の森林公園に植樹して下さいというところまでフォローしての贈呈ですが、我が家では自宅のある現在地に植え、このように大きく育ちました。

しかし、絡みついた寄生ツタを取り払ってやることもできないし、朽ちた部分を治療してやることもできません。

朽ちるに任せて老体を晒すのも忍びないので、この秋をもって休ませてやることにしました。

「オッチャン、ご飯欲しいんだけど野良作業やんないのけ?」と、右上の小枝でジョビ子が待っています。

雑地に積んだゴミを動かす際に出てくる虫を待っているんですね。

ume

梅の木

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実は昨日も直径40cmぐらいの同時期植樹の梅の木1本を倒しました。

これも老衰で、全身に白っぽい苔が生えています。

刃渡り35cmの電動ノコギリで倒して解体するのに約半日を要しましたので、上の梅の木は直径50cmですから、さらに手こずりそうです。

枝数も多いので解体順序をよく考えながら、2,3日のうちには倒したいと思っています。

これで、すでに植えた南高梅(1本)が実を付けだすまで、カカサマ特製の梅干しを食べられなくなります。

kaki

柿とヒヨドリ

我が家の柿の木に近づいていくと、自分の柿だぞと猛烈にギャーギャー、所有権をアピールしてからちょっと離れた立木に退避していく、我が家のヒヨドリ。

一日に何度となく編隊を組んでやってきます。

この他に、ヒヨドリと同じぐらいズーズーしいのがムクドリの編隊。

そしてたまに可愛らしいシジュウカラの珍客、その中にコゲラが混じってたりします。

ですから、雑地の中の柿の木の下に車を停め、車中から2,3時間カメラを向ける忍耐と根性があれば、お気に入り写真が撮れそうな気がします。

しかし、ご近所の視線に耐える根性がないので、たまにしかやりません。

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