ちょっと早いけど、記念撮影しておこうか、赤とんぼ君。
君はアキアカネ君でいいかな。
今年の夏は、ホームページのリニューアル関係でパソコンと向き合いっぱなしの夏だったから、季節の昆虫たちとも遊ぶ時間がほとんどとれませんでした。
そして、ホームページのチマチマした直しが終わったかなと思った頃に、この相棒PCの具合が悪くなるし。
いろいろありましたが、PCの調子も落ち着いたと思うので(・・・たぶん:様子見中:4日目経過)やっと何か月か前の落ち着いた気分に戻ってきました。
赤とんぼ君と戯れる余裕も出てきたけど、暦を見たらもうそろそろお別れの挨拶をする時期になっていましたね。
まだ、チョウチョにもカマキリにも挨拶してないから、急がなくっちゃ。
今10月なので、夏の虫さんたちと遊べるのもこの後一か月ぐらいでしょうか。木々の木の葉が落ちる頃には、冬の小鳥さんたちが帰って来て、選手交代となります。
恥ずかしながら、今日もまた勉強してしまいました。子供の頃からの認識が変わったので、これは人生における大事件です。
実は、トンボ、チョウチョ、セミ、この手の昆虫の空中生活における寿命は、10日から2週間ぐらいだと思い込んでいました。
「この辺を飛んでいる赤トンボは、栃木県の那須高原あたりで避暑していたトンボが下りてきているらしいよ」と聞いても、ヘーッ、ここからは100kmぐらい離れているだろうにねえ、2週間ぐらいで翔んで来るんだぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、よく考えてみれば、那須付近生まれのトンボがすべて下界に降りてきて、こちらで産卵していたら那須のトンボは少子化になり、しまいにはいなくなってしまうでしょうよねえ。
また、1000kmも2000kmも旅をするアサギマダラという蝶もいますが、これについても同じ個体が翔んだのではなく、1シーズンの内に途中で親から子に代が変わって翔び継いだとばっかり思っていました。
これもよく考えれば、翅に文字を書かれた同じ個体が遠隔地で見つかっていたんですよねえ。
まったく、このオヤジは何を考えて生きてきたんだか(恥)!
トンボもチョウチョもセミも、個体や種類によって差はあるものの、数週間から数か月生きるようです。2000kmを翔んだアサギマダラは放蝶後、約3か月を経て発見されています。
アキアカネにいたっては、4月、5月に羽化し、11月下旬頃まで生きているそうです。
鮭のように誕生地に戻るかどうかは分かりませんが、わが故郷で生まれたアキアカネが、シーズン中に遠く那須高原で夏の間を過ごし、繁殖のためにまた下界に戻ってくるという生態を繰り返していたのですね。
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