久々に毛色の異なるDIYとして、干し柿作りに挑戦しました。

結果は一週間後までには出る予定です。

我が家には現在3本の柿の木があって、そのうちの1本は蜂屋柿、つまり渋柿を承知で植えました。

残りの2本は品種は忘れましたが、甘柿ということで植えたはずなのに、45,6年経った今でも渋みの方が強い柿のままです。

今日現在かじってみても口の中に渋みが残ります。

アジサイの花の色は土壌成分に左右されるようですから、柿の甘・渋も土地によるのかもしれません。

結局はどの柿も渋抜きしないと食用には向かないので、毎年、ムクドリ、ヒヨドリなどの鳥さんへの貢ぎ物となっております。

去年、一昨年と渋抜きのDIYに挑戦し、もちろん成功しましたけど、1日,2日経つと柔らかくなってしまい、食感がどうも好みに合いません。

同じ柔らかさでも干し柿の食感と甘みは好きなんですけどね。

そういう訳で、今年はまた鳥さんへの貢ぎ物にしようと思っていました。

kaki

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柿の話とは直接関係ないのですが、DIY絡みで”しめ縄作り”を教わる機会があり、お茶の時間の世間話に興味を持ったのがきっかけで、話が発展してしまいました。

お茶受けに貰い物だという奥久慈リンゴが出て、これは甘くておいしかったのですが、貰い物の中には甘くないリンゴも混じっていて、そういうリンゴはそのお宅では、うすくスライスして野菜干し用の網籠に入れ、天日干しして食べるんだそうです。

すると、甘くおいしくいただけると言う話でした。

我が家の渋柿事情なども披露すると、一般的な”丸ごと干し柿法”だけではなく、”スライス柿の天日干し法”も一考の価値があるんではなかろうかと、至極当然の結論に至りました。

物好きな香風は、さっそくネット検索。出てくる、出てくる。結構先行の先輩方がいるみたい。

でも大多数が、甘柿のスライス天日干しですね。三日目ぐらいからつまんで食べているようです。

渋柿スライスはあまりヒットしません。よく乾燥させないと渋が抜けないという記事もありました。

方向としては、大間違いということでもないようなので、ホームセンターに出かけ”野菜干し網籠”を購入してきました。

40cm四角、3段積みの網籠が約1k円でした。

大きさや籠の形が異なる製品が何種類か並んでいる中で、標準的な製品を選んだつもりです。

柿の木に目をやると、11月中旬になってきたので、我が家の柿の実も相当貢ぎ物となってしまったようです。

それでもまだ写真のとおり、かなり残っております。

一週間で結果が出たとして、おいしかったらもう一回作るぐらいの数は残っているだろと睨んでいるのですが、家にくるヒヨドリは食い意地が張っているから残らないかも知れません。

今朝も竿を持って柿落としに行ったら、ヒヨ公が大騒ぎします。

人間様の所有権は、ヒヨ公には通用しないようです。困ったものです。

kakihosi

柿干し

えーと、ネットの記載を見ると、作り方は、柿をよく洗って皮をむく。そして1cm厚み以下でミカンの房(縦切り)のように、もしくは輪切り(横切り)にする。

種は取り除く。表面の水分は良く拭き取って竹ザル(もしくは網)に並べる。

この時スライス柿同士が重ならないように並べる。と書いてありました。

干す場所は、陽当たり良く、通風良い場所で、陽が無い時に湿気ない所がよいとも書いてありました。

で、現実問題。柿の皮を剥いたら表面がヌルヌルして思うように掴めません。

とてもとても能書き通りにはスライスカットなどできないので、適当に切りました。

もちろん、種も取ることができません。今回は手を切らずに適当にカットできたことで良しとしました。

参考までに網籠に並べた柿の総数は、握りこぶしぐらいの大きさより少し小さいぐらいの柿かな、27,8個干すことができました。

今日は、この網籠をテラスの下で干し、夜は軒先ではなく家の中に取り込みました。

さて、このようなやり方で、仕上がりはどうなるのでしょうか? 毎日世話する楽しみができました。

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