なんたって茨城産の「紅はるか」ですよ。 まずかろうはずがない。

そして、香風作の手製芋切り器。

職人は、お勝手に立ってン十年のカミさんですから、芋の剥き加減、蒸かし加減、干し加減、どれをとっても非の打ちどころがありません。

正直のところは、我が家で初めて作った干し芋なんですが、出来のほどはベリーグッドでした。

kansouimo

干し芋

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写真は、最初に作った干し芋。 干して3日目ぐらいでできあがった干し芋です。

歯ごたえは、3日目ですから固からず、柔らかからず、よい噛みぐあいですね。

芋のスライス幅は、適当に設定した針金間9mmでよさそうです。もちろん、好みによるでしょうけど。

薄い方が早く乾くだろうと、針金間5mmで試した先輩の談では、確かに1日で乾くけど、食べてはイマイチだったとのことです。

不自然にもボールペンが写っているのは寸法比較のため。 ボールペンの太さは、8,9mmですから、干すとずいぶん縮みますね。

かじりかけた芋が写っているのは、役得です。 ないしょですぞ。 へへへ、甘くておいしいですよ!

imokiri

スライス中

では、つづいて家内工業による生産工場を見てみましょう。 社長兼作業員1名の少数精鋭体制で作っています。

芋切り器の針金の上に蒸かした芋を載せ、軽く押し下げるだけで簡単に芋がスライスされます。

下に皿を置いて受けるやり方の人もいますが、我が家の社長の場合は自分の手で受けるやり方のようですね。

それから、前後しますが、芋の皮は切る前に剥いておかないときれいに切れないようです。

我が家では蒸かす前にピーラーを使って剥いていました。

作業中、手製芋切り器を観察していたら2号機設計への反映事項が見つかりました。

●芋を切った領域の針金がたるむ。

●芋切り作業を続けるほどに針金が伸びる。実は伸びているのではなく、木材の角に位置する針金が木目の中に食い込んでいく。

ということなんですが、この現象が起きることは分かっていいて、その程度問題を知りたかったのです。

だって、市販品は当該部の木材の材質を変えていますからね。

なるほど、これは対策を検討するレベルです。 2号機製作時には何か考えましょう。

amihosi

乾燥中

こちらは、乾燥工場の風景です。

いつの間にか、干し網が2つに増殖しています。

1つは、スライス干し柿作りのために調達した40cm角、3段のもの。新たに追加になったのは、50cm角、3段の干し網でした。

今頃買うなら、なんで干し柿を作っている時に買ってくれなかったんだろ、鳥さんに貢いだ分の柿が惜しまれます。

で、この干し網の中の芋の数が見るたびに減っているように感じるのですが、それは気のせいですよね??

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