人生で初めて使うスマホ(7インチタブレット)に悪戦苦闘しながらも、少しずつ使えるようになってきました。

コタツに入って漫画も読めるようになってきましたよ。 でも、7インチタブレットを左手に持って右手でページをめくっていると、時間が経つにつれくたびれてきますなあ。

慣れてくるほどに、なにか書見台のようなものが欲しくなってきました。

折も折、知り合いのNARI仮面さんが、「タブレット買ったって! 100円ショップでスタンドを見かけたから買ってきたよ」と、マイタブレットに使えそうなワイヤーフレームのスタンド(?)をプレゼントしてくれました。

おほほ、これはいい! ちょうど欲しかったところだ、ありがとう!!

感謝しつつ、タブレットを寄りかけて使ってみると、 ナヌーッ! 画面をタップしたらスタンドが浮いてしまいました。

(対策前の状態で写真を撮り損ねましたので、写真中の竹は無いものとして見てください)

stand-off

倒れたスタンド


そりゃそうだ、スタンドの下の部分にタブレットを乗せて使うはずなのに、タブレットの幅の方が1cmぐらい小さくてフレームに乗りません。

フレーム間に乗るような台を作り、その上にタブレットを乗せればよいことはすぐにヒラメキましたが、台を何で作りましよう?

塩ビのパイプを縦に2つに割ったもの、篠を割ったもの、鉛筆状のボールペンのプラスチックを割ったもの、フレーム間に吊り橋のようにビニールテープを巻いたもの・・・

竹も候補の一つに浮かびましたが、太さが太すぎるとのイメージがあったので即座に却下していました。

良いアイデアが浮かばぬまま数日が過ぎ、たまたま100円ショップで買い物をする用事があり、このスタンドのことを思い出しました。

100円なら買い直してもいいかと思い探してみましたが、商品が見つからないのです。そうなると悔しいですねえ。だんだん意地になってきました。

フレームに成形された円弧に沿ってフレーム間に橋を渡せばよいのなら、ヒゴを編んで簾状にして乗せればいいと気づきました。

ヒゴは竹を割けば簡単に作れます。 ン? 待てよ、竹を使うなら竹にも細い部分があるんじゃないの??

バッカだねえ、竹にも細い竹や細い部分がありましたねえ。先入観に縛られていました。反省!!

hosotake

細い竹


お散歩の帰りに、竹林の隅に捨てられていた間伐竹の中から、ちょうど円弧の径に合う一節を選び、2つに割ってフレーム間に乗せる樋を作りました。

これで、問題解決! 使い心地は、すこぶるグッドです!!

takesutando

竹樋支持のタブレットスタンド


樋の長さは、両方向、フレームから2~3mm出る長さに切りました。

樋の両端には、片側2か所、直径1.5mmの小さな穴を開け、糸付き裁縫針を2回通してフレームに糸を巻き付けました(縫い糸4本縛り)。

今、この原稿を打ち込んでいるPCの隣にタブレットスタンドが置いてあります。商品価格100円の品物でも、手塩にかけたスタンドですので愛着が沸きます。

ささやかなDIYですが、結果が出せたことに自己満足しつつ眺めています。

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