長いような、短いような冬が過ぎ、いよいよ肌で春が感じられる季節となってきました。
お約束通り、アジサイ園山肌のアオキの実が真っ赤に色づきましたね。
写真を撮るようになってからは、どういう訳か、この艶やかな赤い実を見ることによって春を感じるようになってしまいました。
小鳥さんもレギュラーメンバーしかいないので、この日は周りを見渡しながら移り行く季節の風景をパチリしてきました。
近くの田んぼでは、軽トラでやってきた年配のお父さんがヨセをマンノウで掘り始めました。
トラクターでは、縁ぎりぎりまで耕すことができないので、どうしても周囲は手作業となってしまいます。
今は、農業を本業として生計を立てているお宅は限られてしまいましたので、田畑での手作業は、もっぱら昔からの本職?が担うこととなってしまいました。
重労働なんですよ、30分もマンノウを振ると手にマメができます。 もっとも、本職はすでにタコができていますけどね。
こちらの田んぼでは、田の畔(この辺ではクロと呼んでいます)を整えています。作業はやはり年配のお母さんが担当していますね。
ここでは、つい先日まで用水堀整備工事をしていました。
あちこちの水路がコンクリート化していく中で、この堀は昔ながらの土止めをした堀だったのですが、とうとうコンクリート製のU字堀になってしまいました。
土堀だと、渇水期でも所々によどみや水たまりが残り、ザリガニ・小魚など水生動物が生き残って、小川になる春には復活したものですが、今年はどうなるのでしょうか。
そうそう、写真手前の流れ出しのあたりでは、イタチのプー助と遭遇したことが二度ありました。
餌がなくなると、ザリガニやタニシを探しに来ていたんでしょうねえ。
時の流れとは言え、♪ふるさと♪ が近代化していくを見るのも、ちょっと寂しさを感じます。
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