そういえば、夏の終わり頃になると例年、那珂市のひまわり畑のことが新聞・テレビでニュースになります。

なぜこんなことを書き出したかといえば、この日の読売新聞の地方版に「咲き誇る大輪25万本」という見出しで、ひまわり畑の紹介記事が載っていたんですよ。

当家から那珂市にあるひまわり畑まで十数キロメートル、行ってみたいとは思いつつもまだ実際に行ったことはありません。

最近はほとんど出かけていませんが、数年前まではひまわり畑の近くにある茨城県鳥獣センターの山道を撮影散歩するために、よく出かけていた時期があり、ひまわりが咲く時期になったら訪ねてみようと思っていた場所です。

新聞記事が目に付いたのも何かの縁、ここ3,4日、野良仕事に精を出していたため愛車のエンジンをかけていないこともあって、バッテリーの充電かたがたプチドライブを楽しむことにしました。

ひまわり畑は着いてみたら何のことはない、鳥獣センターから目と鼻の先でした。

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ヒマワリ


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到着したら、まずは証拠写真。ひまわり撮りには定番のやや見上げたアングル。今がちょうど見頃です。

家を出る時には薄曇り状態の天気だったのですが、現地に到着してみれば、さらに雲が薄くなっていました。影が濃く写るほどの良い天気、普段のおこないがいいのかなあ。 へへへ。

空に青みが写っていればしめたもの。Photoshopで青みをブーストして、青空バックのひまわりに仕上がりました。

やはり、ひまわりには青空が似合いますよねえ。

でも、なぜか感じる違和感? そう、花の向きが太陽の方向を向いていないんですよ。

子供の頃に、ひまわりはお日様の動きを追いかけて向きを変えるんだよ と教わった記憶があり、今まで信じて疑わなかったのですけど、現地時刻15時30分、お日様は西の方にあるのに、ほとんどの花が東を向いています。

えっ、そうなの? と私と同じように覚えていた人、この畑のひまわりが特殊な品種でない限り、ひまわりの花はお日様を追いかけるわけではありません。

機会があったら、よく観察してみてください。

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ひまわり迷路


皆に知られるようになった「畑の中のひまわり迷路」。けっこう広いですね。

一人で恥ずかしかったので入りはしなかったのですが、ひまわりが大人の背丈に伸びていること、迷路の壁となるひまわり壁に厚みがあり向こうが透けて見えないこと、の理由で、自分の目の前にある通路以外の情報がないから、まさに迷路として楽しめると思います。

背の高い大人の人で、畑の中のところどころに日傘のてっぺんが見えるぐらいかな? そこに人がいるのは分かるけど、いま目の前の通路をどう歩いて行けばそこにたどり着くのか、鳥の目線で見たような通路の模様は見えない状態です。

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広大なひまわり畑


この写真、右にちょっとだけ見えるひまわり畑、そちら側に「畑の中のひまわり迷路」があります。

その迷路畑もずいぶん広いのですが、写真の左手側、こちらも広大なひまわり畑となっています。

いやーぁ、広いわぁ! さすがに(写真で見る)北海道の農地ほどの広さはありませんが、
この辺のチマチマした畑を見慣れている我が目には、十分に広く見えました。

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那珂市総合公園入口


場所は、水戸市の北に位置する那珂市総合公園の西側にあります。駐車場、トイレがあるので、この公園を利用させていただくのがよいでしょう。

新聞には、”ヒマワリは、種油の採取を那珂市から委託された地元農家が栽培しており、10月に刈り取る”と書いてありました。迷路は9月上旬まで楽しめるようです。

ヒマワリ油って、あまり聞かないので調べてみましたよ。

日本ではまだそれほど知られていないものの、欧米ではサンフラワーオイルとして人気があり、食用として、サラダなどにそのままかけるのはもちろんのこと、炒め物や揚げ物にも適しているんだそうです。

また、最近では椿油やオリーブオイルと同様に、お肌や髪に塗って美容オイルやヘアケア商品としても使用されており、椿油やオリーブオイルのように独特の香りを持たないから様々な商品に使用されている とネットに紹介されていました。

さすが、那珂市! 時代の先を行ってますね。

食用の話で思い出したのは、中学生時代の話。 当時、学校では高校進学のための生徒を集めて、夏休みに補習授業を開いてくれました。

夕方ともなれば悪ガキどもはお腹を空かせます。悪ガキの一人が家からヒマワリの種を炒ったオヤツ(?)を持参し、分けてくれたことがあったのです。

それを先生の目を盗みながら、後ろの席でこっそり食べたのを思い出しました。

ヒマワリの種が小鳥の餌になることは知っていましたが、人が食べるものだとは知らなかったので、新鮮な味と感じたのは覚えています。

でも、具体的な味は?? うーん、思い出せないなあ。

たしか、香ばしくて炒ったピーナッツ(南京豆)のような味だったような・・・

古き良き時代の思い出でした。

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