2017年、今年も残り少なくなりました。

普段のんびりしている我が家でも、いよいよ気ぜわしくなりましたよ。

家の中や家の周りの整理整頓・掃除などは、12月に入るとカミさんが計画的に進めてくれていますので、突然忙しくなるというようなことはないのですが、新年を迎えるための準備は、やはり日にちが残り少なにならないと始まりません。

餅つきは、娘夫婦や叔父・叔母も参加し、ワイワイ、ガヤガヤと、カミさんの実家でお世話になっています。

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もち米蒸かし


実家に到着したら、もうすでにボイラーに火が入り、もち米が蒸しあがる頃でした。

あぶねえ、あぶねえ、ぎりぎりセーフかな。皆さん遅くなってすみませんでした。

餅つき設備は、古いながらも最新鋭の製餅機システムですぞ。兄さんお気に入りの設備です。

バーナーは農業用乾燥機の石油バーナー、かまどはタイヤホイールを溶接して重ねたオリジナルのアイデアかまど。強力な蒸し器ですから、セイロは3段重ねまでOK.

今年は2段重ねで蒸すようです。1セイロで3kgのもち米を蒸かせます。

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古い製餅機


蒸し器が強力なら、もっと強力なのがこの製餅機。1セイロのもち米を5分もかからずにつきあげてしまいます。

昭和30年代(多分)に作られた「大福号」、頼もしいぞ!

当時は脱穀機用発動機のベルト駆動で回したはずですが、今はAC200Vの三相電気モーターにより駆動されています。

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つき上がったノシ餅


こちらは、さつま芋保管倉庫の作業用土間に、にわかにしつらえた餅つき工場?です。

「大福号」のホッパーには1セイロ分のもち米が入り、約1kgずつ3枚のビニール袋に分けて入れ、餅のし名人が麺棒を使い平らな板餅に仕上げて出来上がり。

こうしておけば、何か月おいてもカビが生えませんね。

数えてみたら、今年の餅つきでは57枚の板餅ができました。

とてもとても、人力ではこれだけの餅はつけません。餅つき機様、様ですねえ。

おかげさまで、この正月もおいしいおモチがいただけます。

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すす払い完了


神棚のスス払いも完了しましたよ。

立派な「ごぼう締め」は、もちろん自作のごぼう締めです。なかなか上手には作れません。

でも、個性的なので味がありますから、「天照大神」様にもご満足いただけるのではと思っております。

神様、「無病息災」、「家内安全」、「商売繁盛」(って、商売はしていませんから、暮らし向きに困らないようにとの意味合いですかね)でございまする。

(アレレ? 左から3枚、紙垂(しで)が裏返しだわ。失礼しました。ブログ掲載して気が付きました(汗))

そういうところで、無事新年をお迎えする準備も整いました。

みなさま、今年も「香風の手作り千両」をごひいきいただき、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

では、良いお年をお迎えくださいますよう。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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