何日か前のことです。

お散歩コースに異変! 昔から眺めている風景がいつもと違い、微妙な違和感をおぼえます。

すぐに原因が分かりました。鼻たれ小僧の時分から見慣れている天をつくほどの大ケヤキがありません。

生あるもの、いつかは滅するのは世の習いであること、知らぬわけではありませんが、樹木に病気が入った様子もなく、また周囲に迷惑をかけている様子もなく、なぜ突然に倒されたのだろうと気になりました。

もちろんその理由は知る術もありませんが、この日はとても寂しい気持ちで散歩することとなってしまいました。

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夕暮れの大ケヤキ


高渡(たかわたり)地区のシンボルとなっていた在りし日の大ケヤキ。

久慈川のすぐ近くに茂っていました。

悪ガキ時代は、暇があると竹竿を肩に、手にはバケツをぶら下げ、この大木の脇の道を通って久慈川によく通ったものでした。

いやいや、その後も若い時分は鮎獲りに、そして今ではお散歩に、この道を通っていつも大ケヤキを眺めていたのだから、感慨もひとしおですね。

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伐採された大ケヤキ


けっこうな大木になっていましたよ。樹齢は自分の歳と重ね合わせて60年以上であるのは間違いありません。

目測ですが、根元の幹の太さは大人二人で抱えるぐらいの太さに見えたので、直径1メートルは超えているぐらいの感じです。

解体された小枝や輪切りの幹が根元の付近に置かれていました。 ただ、量が少ないようなのですでに相当量が処分されたのかなと思います。

・・・と、他人事らしく書いてしまいましたが、実は、本件、わが身の問題でもあるのです。

現在、私の管轄地にも根元直径50cm以上に育った梅の木と八重桜の木、計4本が植わっていて、私が野良仕事できる年代のうちにこれを処分してくださいね とカミさんに言われているんですよ。

元気よく生きている木々を無情に切り倒すのは忍びなく、かと言って所持している刃渡り350mmの家庭用チェーンソーで倒すには樹木直径50cmぐらいが限度だし。

また、倒した後の解体・処分作業も大変だし。

あたしゃ、悩んでいます。 どしたらいいんでしょ?? トホホ。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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