梅雨明け競争って、何の競争? と聞かれそうですね。

はい、先週のブログにも書いたように、何が何でも梅雨の涼しい期間内にやらなければならない肉体労働があったのです。

雑地の草刈り、庭の芝刈り、生垣等の植木刈り、とこれらを灼熱の太陽が顔を出すまでにやらなければならないのですが、作業期間は正味で一週間ぐらいかかるから梅雨明けが早いと終わらない心配があったのです。

先週までに、草刈りと芝刈りは終わっていたので、正味あと4日ぐらいは欲しかったわけですが、天気予報を見ると毎日傘マークが出ていて心配していました。

連日作業するのはつらいから雨の日休みがあるのはありがたいものの、毎日休みでは梅雨が明けてしまうではありませんか。

雨のやみ間を頑張って作業を終わらせるのが早いか、梅雨が明けるのが早いか、お天気と競争していたということなんですね。

結果、梅雨明け競争はジサマの勝ちィ~!

思った通り、途中休みが入ったので暦の日数で一週間かかりましたが、おかげさまで今年の作業も無事終わらせることができました。

今日あたりは骨休み、やり遂げたという達成感を味わっています。夕べのビールも美味しかったです。

これで8月初旬まで、肉体労働から解放されましたよ。

余韻を楽しみたいので、今日は作業成果を載せることにします。

塀代わり生垣

写真右は駐車場付近のツゲの生垣です。元々は連続した一体の生垣でした。

隣家の塀との隙間が50cmぐらいなので、除草作業がしずらくて困るとカミさんから何年も苦情がでていました。

そもそも生垣を植えたのは、当時、実質的に我が家を管理していた私のおふくろであり、その頃は生垣の向こうは隣の畑だったため、隣の境から何センチ離して植えようとか、糸を張って真っ直ぐに植えようなんて考えはまったくなかったのですね。

今思えば、あと20~30cm離して植えてあれば、すごく生垣管理がしやすかったんですけどねえ・・・。

20年以上も隣との境を守ってきたツゲの生垣、根元から全部切ってしまうのは忍び難い思いがありました(カミさんは全部切ってくれと言うのですが)。

悩んだ末に思いついたのが、一本おきにツゲを切って間に隙間を作るというアイデア。

そうすれば、こちら側から除草噴霧器のノズルも入れられるし、手作業で草むしりもできるのでは? と目論みました。

今年は、アイデア実行後3年目ぐらいになるでしょうか。目論見通りの効果が得られて満足しております。

写真左は、途中までヒバ、その先キンヒバ、ベニカナメの塀代わりの生垣です。

お隣さんとの隙間は前のツゲと同じですが、ヒバの背丈が約2mと高い分、作業がしずらく植木刈り作業の難所となっています。

植木が真っ直ぐ揃っていないのは前述に同じ。

まあ、写真ぐらいのデコボコは上出来の部類としておきます。

サザンカとサカキ

写真の左はサザンカの旅笠仕立て。今回刈り込むまでは、半球型の笠でした。

だんだん天辺までハサミが届かなくなってきたので、思い切って天辺を刈り込みました。

それから、写真の笠の向こう側、三分の一ぐらい笠を落としました。

向こうのベニカナメの生垣の上にかぶさって笠の手入れが思うようにできないため、涙を呑んで枝を落としたもの。

ですから、これを横から眺めるとすごく変な造形となってしまいました。でも、自分ち側から見ると写真のように美しく(?)見えるので、まあ良しとしましょう。

写真右は、サカキの円筒仕立て。そうです、神棚にそなえる榊の木です。

脇の部分の刈り込みは、地面に立ったまま作業できるので何の問題もありません。

さすがに天井部分は脚立か踏み台に乗らないとハサミが届かないため、今回は一升瓶を6本入れて運ぶプラスチックケースを踏み台代わりにしました。

アクシデントが起きたのはこの時。

ケースに片足を掛けて、ヨイショと乗ろうとした時、次の瞬間にはケースの上に立っている自分がいるはずですが、どういうわけか宙に浮いている感覚があります。

原因は分かりませんが、ケースに乗れずに体が宙に浮いて後ろに転倒し、お尻、肩、頭の順番で着地したようです。

肩が着いた瞬間、次は頭だ、頭を打ってはいけない! との思いが走ったのですが、自分の首の力では、ガクンと頭がのけぞる動きを止めることができませんでした。

かぶっていた麦わら帽子が飛び、後頭部が地面に叩きつけられ、のめり込む感触が分かりました。

頭を打った場所が、昔畑の柔らかい土の上でよかったです。

もともとバカだった所に、最近年のせいでバカが進み、さらに頭を打ってバカに追い打ちがかかったら堪りませんからね。

ただ、真面目な話として軽いムチ打ち症状が出ています。寝た姿勢から起き上がる時に、片手を頭に添えてコルセットをしたような感じで起きないと頭の重みで首が痛いです。

とんでもねえ榊刈りとなってしまいました。

井戸の生垣と立木

写真上は、井戸の周りの生垣です。

コの字型の生垣、主にツゲとお茶の木が植わっています。

去年、何気なく刈り込みすぎたコの字型の向こう側の部分、まだ全然生えそろっていません。

それから、ここの生垣刈り込み作業でもトラブル発生。

刈り込み作業においては、普通の植木バサミと電動トリマーを使っていますが、電動トリマーが故障してしまいました。

作業中に焼け焦げた匂いがし、モーターのトルクが落ちたような感じがしたので、これはたぶんモーターのコイルが焦げたかなと判断して使用を止めました。

何種類か、そして何台か、家庭用の電動工具類を使ってきましたが、モーター関係での不具合は初めての経験です。

電動トリマーは、刃である金属が擦れ合う構造、それから太い枝を噛みこむ頻度が高いことなどから、モーターへの負担が大きいのかもしれませんね。

電動トリマーがないと仕事にならないので、これはためらいなく後継機を購入しました。

片手作業がよくあるので、刃長は230mmの小型で軽いもの、大金8k円を支払いましたよ。

(若い時は300mm以上を使いましたが、最近は重く感じるので軽い方がありがたいです)

写真下は、ユズとヒメツバキです。

左側がユズ。当ブログでおなじみのユズジュースを提供してくれます。半球状仕立てにしました。

これの刈り込みは大っ嫌いです。刈り込みにしろ、そのあとの切り枝掃除にしろ、トゲに触らなければならないのですが、あのトゲには何か痛みを倍増する物質が含まれているんでしょうねえ。

刺さった跡がしつこく傷みます。

ヒメツバキは、団子仕立てにしました。

ユズもヒメツバキも脚立を使わないと天辺の刈り込みができません。転倒しないように細心の注意を払って昇り降りしましたよ(笑)

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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