♪おしょうがつさまっつあ(お正月様は)、いいもんだ、○○(思い出せない)のようなササ(酒)呑んで、木っ端のような餅食って、・・・♪
何十回となくお正月を過ごしてきましたが、今年の正月に限ってこのようなフレーズが記憶の底から浮かび上がりました。
小学校にも上がらない遠い遠い日に、正月が近くなると歌ってくれたのだと思う祖母の歌です。
幼子には、言葉の意味よりも歌い手の感情が伝わりますよね。お正月がくるからうれしいよと心待ちする気持ちと、なぜか祖母の寂しそうな気持ちとが混じり合ったような複雑な記憶になっています。
何のきっかけもなかったのに、突然沸き上がった幼き日の記憶というより感情かな?
気になったので、ネットを叩いてみました。
ありました。「正月」という歌だったんですね。地域によって歌詞が異なるようですが。
♪正月ぁいいもんだ 木っ端のようなもち食って 葉っぱのような魚(とと)食って 油のような酒飲んで てんか ぱんか はねついて お正月ぁいいもんだ♪
祖母の歌には、♪雪のようなまま食って♪ というフレーズもあったかも知れません。
自分の記憶の中には、”そうだよね、白米のご飯はおいしいよね。白いご飯ならおかずなんていらないよ” そんな気持ちも残っていますから。
祖母の、そして父母の”せめて、このような生活がしたい・させてやりたい”と思う願い、今は叶って恵まれた時代になりました。私たちは幸せです。
突然こんな気持ちが蘇ったのは、年の初めにあたり、感謝の気持ちを忘れずに有意義な一年を過ごしなさいと 潜在意識が教えてくれたのでしょうね。
では、気持ちを新たにしまして、
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年の初撮りは、我が家の玄関の一コマからスタートしました。
今年もお隣さんが、啓翁桜を贈って下さいましたので、まずは七福神前でパチリです。
うーむ、カーさん、今年は桜を起こすのが少し遅かったみたいだぞ。元日を迎えたのにまだ蕾のままで、モゾモゾしているようです。
でも、初春を祝う蕾のピンク色がきれいなので、これはこれで風情がありますね。
なにか正月記事を飾るような被写体がないかと、雑然とした庭をウロウロ。
写真上は、ロウ梅です。
この冬は、やはり暖かいのかも知れません。1/4日撮影ですけど、開花している花が2,3輪ありました。
数年前から植えてあったと思いますが、ブログには多分初出演だと思います。
まだ小さい花木なので存在感が薄いですが、一応庭の住人ということになりますので、お見知りおきのほどお願いいたします と申しております。
写真下は、まだ実を付けたままのキンカンです。
2本植えてありますが、今期の実の数は少ないです。当たり年とはずれの年とあり、今期ははずれの年のようです。
数が少ないので、もいだ方がいいのかどうか悩みながらカミさんに尋ねたら、今は正月中なので農作業は休み期間でしょ と言われてしまいました。
そうかあ、キンカンの収穫も田畑作業のカテゴリーに含まれるのかあ! そう解釈されてしまうとオッチャンも、これにはマイッタでござりまする。
カラス講(でよかったかな? いつだが調べないと分からないけど)まで、もぎ取り作業ストップです。
それまでに、キンカンが霜げないですかね、心配だなあ。
こちらは、親族餅つき大会を終えてから昨日まで、正月休みの寸暇を惜しんで作ったワラ細工。
(皆様にご覧いただく写真を撮るためには、簡易スタジオが欲しくなりますねえ。DIYスタジオ作りも今年の修行目標に入れておきますか(笑))
まさか、うちのカミさん、ワラ細工も農作業のカテゴリーでしょ なんて言わないだろうなあ。
いいか、ワラ細工は趣味のカテゴリーだからな! はっきり言っておくぞ!!
雪囲い風一輪差し、これは今季3個作りました。手作り品なので全く同じには作れませんが、ほぼ安定した品質で作れます。
よし! 雪囲い風一輪差し作りのリハビリ完了!
長寿亀も一匹作りました。
こちらは、ワラの本数、長さ、手順など、製作データのほとんどが記憶から飛んでいました。
どこかにメモを取っていたはずなのですが、それを見つけるのにも相当手間がかかってしまいました。
あちこち悩みながらも一通り作ってみれば、微妙な違いがあるもののほぼ前のシーズン作った亀さんと同じような姿に仕上がったので、まあ、これも一安心。
松でも開けたら、そろそろ本命の”猫ちぐら”作りに挑戦してみましょうかねえ。
(一か月近くの長丁場作業になるので一大決心が必要なのです。決心するためにワクワク・ドキドキしているのであります)
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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