やっぱり異常気象ですなあ。
梅雨に入ったとたんの集中豪雨。県北地域には大雨警報や洪水警報が発令されるほどの雨が降りました。
乾燥していた目の前の家庭菜園の地面がたらふく雨水を吸い込みます。
あれよ、あれよ、と見ているうちに家庭菜園は、田植えを終えたばかりの水田のようになってしまいました。
証拠写真を撮っておけばよかったなあ、何年かぶりに見る光景でした。
大雨が収まっても雨自体が止むような天気ではなく、表に出るわけにもいかず、かといってすることもなかったので部屋の中でお茶でも飲みながら庭を見ていたら、けっこう小鳥さんが訪問して来るんですね。
スズメ、ムクドリ、ハクセキレイ、まれにヒヨドリなどが入れかわり立ちかわりやってきます。
ヒヨドリは立木に止まっていくだけですが、他の鳥は芝生の中の虫を探していくようです。
かなり近くまで寄ってきます。部屋の中に人間様がいても動かなければサッシ戸の2,3メートル近くまでやってきます。
へへへ、しめしめ。ちょっと待ってろな、今300mm望遠マクロを持ってくるからな・・・
声に出して言ったわけではないのですが、まぬけジサマの下心が分かるんでしょうかねえ。
そろーとサッシ戸に近づき、(ガラス越しでは写りが悪いので)少し戸を開けてレンズを向けると、サッと飛んで遠のいてしまいます。
しからば持久戦! 死んだふりをして再び近づいてくるのを待つのですけど、根負けするのは決まってジサマの方なのであります。
もう少し、ジサマに忍耐力があるなら良さげな写真がたくさん撮れそうな気がするんですけどねえ。
巣立ちしたばかりの子鳥がついてきて、親鳥の咥えたエサを体を震わせておねだりする姿など、本当にかわいいですね。
また、子供に与えるエサをたくさん集めているのでしょう、くちばし一杯にエサを頬張って飛び回っている親鳥を見かけると「ご苦労様」と声をかけたりしたくなります。
写真のスズメも羽虫を加えていて、そのまま食べる様子もなかったから、子育て中の親鳥ですね。
「雨が降る中、ご苦労様でございます。子スズメちゃんが親孝行なスズメに育つといいですね」と声をかけておきました。
雨が少し強くなったのかな、カシワバアジサイの下で雨宿りしています。
自慢の白いボディスーツ、腹のあたりの黒い下着が透けて見えます。表面の防水処理で弾き返せないほど濡れてしまったようです。
しかし、鳥という生物も因果な生物ですなあ。
エネルギー携行能力とトレードオフして、大空を飛んで移動できるという三次元の行動能力を獲得したわけなんですね。
体が重くては空は飛べない、つまり食い溜めや便秘をしては空を飛ぶことはできない。年中腹を空かしていなければならないということですな。
雨が降ろうが槍が降ろうが、こうして休むことなくセッセとエサ探しをしてエネルギーを補充しなければならない。かわいそうな身の上なんですねえ・・・
ですから、昔どこかの悪ガキが遊んだという、スズメの巣を見つけ子スズメを取って来て自分でエサを与えて育てよう、そして自分になついたスズメに育てよう なんてことはしてはいけません!
人間には、一日に何回も何回もエサを与えることができません。子スズメは親スズメが育てるのが一番。
いいですか、よゐこの皆さん、分かりましたね!
梅雨と言えばアジサイ。アジサイと言えば品種名は何というか忘れましたが、このアジサイでしょう。
数年前に”新しく品種改良されたアジサイだから”とカミサンにプレゼントされたアジサイです。
当時、花びら(ガク)の形と色が珍しいような気がしました。
いただいた時は小ぶりの鉢植えだったのですが、地植えにしたら枯れることもなくしっかり根付きました。
今では、株分けできるほどに大きくなりましたよ。
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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