台風14号、今度は来るぞと思いましたよ。
当初の進路予想では、東京、水戸を狙っていましたからね。14号の前の台風の進路も同じように水戸を狙ってやって来るように見えました。
でも前の台風は予想が随分ずれ、かなり南東の方を通過したので、まさか二度も予想コースが大きくずれるなんて考えられなかったのです。
結果的には、14号の進路は今まで見たことのないような進路を描き、その辺をグルっと一周して生まれ故郷に戻って衰弱するようです。こんな台風って今までにありましたっけ??
いえ、別に台風が来るのを待っていたわけではありませんよ。襲来となればなにがしかの被害が出るので、来ないに越したことはありません。
水戸の近くを通ると覚悟したのに、風さえ吹かなかったので少し拍子抜けをしたということです。
なんたって、台風被害は昨年の台風19号の襲来で懲りていますからねえ。決壊した久慈川の堤防復旧もやっと終わったところですが、まだ通行が許されていませんからお役所の検収作業が済んでない状態だと思います。
久慈川堤防が決壊したぞ! との情報が入り驚き歩いた去年を思い出し、今日改めて訪ねてみました。
最初に全貌を確かめるため駆け付けた桜本(地名)。
私の散歩コースがある久慈川や大宮田んぼを俯瞰できます。写真中央を横切る道路左に進むと久慈川堤防に合流します。
写真下が、田んぼ内に水が満ちた後、、引き水となった頃の写真。道路は冠水していて乗用車のタイヤ半分ぐらいの深さがありました。
幸い、田んぼ内への土砂の流入はほとんどなく、今年も例年通りの作柄で平和な実りの秋を迎えることができました。緑色に見える田んぼが稲刈り後の田んぼです。
決壊堤防を写した写真。撮影位置は決壊部をまたいで、ちょうど反対側の堤防からとなっています。
仮復旧は早かったですよ。約一か月で土を盛ってコンクリートブロックを積み終わりました。
でも、通路の面もご覧のとおり凹凸激しいゴツゴツのブロックとなっており、自動車はもちろん自転車も人も通れない状態でした。
私は根性があるので、つまづきながらお散歩していたのですけど、ずいぶん長い間そのままでした。夏ごろになってやっと本設工事が始まったと思います。
本設工事ではブロックをはがして、さらに土を盛り、また、横にも堤防の幅をひろげて、短い区間ではあるものの背が高く、厚みのある堤防に仕上げられています。
土盛り部には土留めとして芝が張ってあります。おー、おー、立派な堤防だなあ!
早く新堤防をお散歩したいです!
今回の台風14号、当地の予報では昨日から今日の朝にかけて大雨が降りそうとのことでした。
久慈川の水位は、上流である大子町および福島県の降水量で決まります。
当地を含め、上流での降水は進路がずれたので心配ないと昨日のうちから分かっていましたが、思った通り水位上昇はみられませんでした。
写真左のように河原まで車は乗り入れられるし、落ち鮎狙いの投網漁まで楽しんでいます。
写真右、堤防にはこんなものが設置されていました。ソーラーパネル付きです。
堤防監視のためのカメラと見ましたがいかがでしょう?
人は贅沢なもので、平穏な毎日が続くとたまに刺激が欲しくなったりしますが、やはり平穏な毎日を暮らせることが一番の幸せなんですね。
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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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