10月にはいり、衣替えの季節ですね。

気温もちょうど衣替えにふさわしくなり、長そでシャツを引っ張り出しました。

中秋の名月も鑑賞しましたよ。カミさんが出かけていましたのでお供えはしなかったのですが、とてもきれいなお月さまでした。

さて、季節は採りいれの季節となってきましたので、今年の出来具合を点検してみました。

ジサマの管轄分は、さしあたりユズと柿です。

ユズは、晩酌をおいしくいただくための焼酎のユズ割り用です。

柿は渋柿の蜂谷柿なので、御存じスライス干し柿と、渋抜き用の柿として食します。

自分としては、蜂谷柿の果肉がトロトロとなった状態はあまり好きではないのですが、干し柿のネットリと柔らかくなった状態、果肉に固みがあって渋くない状態は大好きです。

ただし、どちらも食するために手間がかかるのが難点ですけど。

kaki

今年の柿の木


元畑の真ん中に一本だけ残っている今年の蜂谷柿、完全に成長しきった大きな木です。

幾つか実っていますが、ここ数年はビッシリ実を付けていたので、例年に比べると明らかに不作の年となっています。

夏に入る前には、例年通り青い小さい実がたくさん付いていて、雑地の草刈りをしながら今年も豊作だと眺めていたのですが、あれほどの柿の実がいつ落ちてしまったのでしょ?

って、原因ははっきりしています。実を落とすほどの強風は吹いていないので何日も続いた酷暑のせいですね。

残念ながら、おいしい柿の実は、今年はおあずけが確定してしまいました。

去年、うまく渋抜きができたと喜んでいたカミさんもガッカリした様子でした。

おととしだったかな、伐採した渋柿の木の後釜として植えた百目柿は根付かなかったものの、禅寺丸柿は順調に育っています。

そういえば、うちのカミさん、もう何本か甘柿を植えたいと言っていたのに苗木を買ってこなかったなあ、どうしたんだろ?

yuzu

今年のユズの木


こちらは、ここ数年3リットル弱のユズジュースを供給してくれていた働き者のユズの木。

放っておけばもっと大きくなりますが、2.5mぐらいの高さで芯を止めています。

春に花付きが悪かったので、今年は裏年だなと分かっていましたが、実際に実が付かないとこれもガッカリしますね。

生れば生ったで、ユズもぎのあの痛みを思い出して憂鬱になるのですけどね。

安い焼酎を生で飲むと何となく薬品としてのアルコールを飲んでいる感じで味気ないのですけど、ユズが入ると全然おいしさが変わりますね。

もう数年この飲み方を続けてしまったので、いまさら何も割らないで飲むのはちょっと抵抗があります。

さて、今年はユズなしとし、梅干しででも割って飲むか、もしくはユズをどこからか調達してくるか思案することにします。

naegi

枯れた苗木


見てくだされ、この哀れな姿。チョリチョリに干からびてしまった苗木が1本。

梅干し作りのために南高梅を栃木県まで買い出しに行った時のこと。

カミさんが欲しがっていた山椒の苗木を見つけたので、喜んで買ってきたものです。

それは大事に育てましたよ。普段なら苗木をポットから出してそのまま土に植えてしまうのですが、これは培養土や腐葉土を周囲に入れて下地を作ってから植えてやりました。

夏場は夏場で、周囲の土が酷暑でサラサラに乾燥する中、毎日土を乾燥させないよう、休まずの水やり。

直射日光の照射はきついだろうと、日本酒一升瓶の通い箱を逆さにかぶせて日陰作り。

ジサマの細やかな世話にもかかわらず、大事な苗木を枯らしやがって! バカヤロー!!

植えてすぐは順調に葉も増えたのですが、8月に入ると暑さで葉が半分ぐらい枯れてしまい、水やりや日陰の工夫で再度葉が出て持ち直すかに見えたのですが、またまたぶり返した酷暑のせいにより、とうとう写真のとおりとなってしまいました。

涼しくなったら、もしくは来春になったら、芽を吹き出して復活とかしないですかね。

かすかな望みを託して、このままおいておくことにします。

柿が生らないのも、ユズが採れないのも、山椒が枯れたのも、誰かのせいにしないと気持ちが収まらないので、今年の夏の酷暑のせいだということにします。

もしかして、トランプさんがパリ協定を脱退したせいじゃないですよね?

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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