今日も物欲しげな顔をして、辰ノ口お散歩。
アジサイ園の山からは、シジュウカラ、ホオジロ、メジロ、ジョウビタキなどの声が聞こえるが、写程距離には出てきてくれません。
そんな中、思いもしないカワイ子ちゃんに会うことができました。なんたって、一年に二、三度しか会えないし、そういえば正月前に会うなんて初めてのことです。
桜並木堤防をお散歩していると、聞いたことのある鳴き声が聞こえてきました。
何羽かの集団で桜の木を順に移動しているようです。容姿は逆光なので確認できません。
分かるのは、かなり小さい小鳥ということだけ。
あやふやな記憶だけど、エナガかな と直感が教えてくれます。
飛ばれると困るので、道路の反対側一杯に逃げ、光の具合が側光状態になるまでジッと待ちます。
やっぱりエナガでした。しかし、それにしても小さい。
そして、動きが速い。最初はオートフォーカスで狙ったのですが、ピントはほとんど木の枝に持っていかれます。
あきらめて、マニュアルフォーカスで追いますが、どういうことなんでしょうねえ。
やっと焦点が合ったなと思った瞬間にフレームから飛ばれてしまいます。フレームに収まったままシャッターが切れるのは、お尻写真ばっかり。
久々の遭遇で気が焦り、必死でシャッターを切った割には、見られる写真は数枚でした。
今回も自己嫌悪に陥る情けない結末でした。
調べてみたら、エナガは旅をする小鳥ではないようですね。九州以北で見られる留鳥、漂鳥と書いてありました。
でもこの辺では冬以外に見かけないので、夏の間は、お山のてっ辺で暮らしているということですか。
写真では分からないと思いますが、この水たまりは道路の脇にできた1メートル四角もないような単なるぬかるみなのです。
そこに10組を超えるぐらいの赤とんぼが、盛んに産卵をしています。
アキアカネかナツアカネかは、胸の模様で区別すると覚えましたが、この写真では分かりませんね。
それにしても、馬鹿な親を持つ子供は不憫ですねえ。
多少湿り気があれば卵は生き延び、春の雨でふ化できるかも知れないけど、残念ながら、その後はここでは生き延びられません。
アキアカネならば、せっかく長旅をして下界に戻って来たのにねえ。
横着しないで明日は小川の側で産卵し、そしてから逝きなさいよ。
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