しつこく里美かかし祭りの続きです。
出来栄えの良い作品や、着眼点のすばらしい作品、来年がんばってね というような作品、たくさんたくさんあります。
サッと見て終わり、なんて見物の仕方はやめて下さい。ゆっくり、ジックリ、作者さんの気持ちを想像しながら作品を味わいましょうよ。
ここの作りはよく考えたなあ! なんてところが、あちこちに見つかります。それは形であったり、選んだ材料であったり、細かいところの省略の仕方であったり、注意してみていくと教わるところが幾つもあるので、それをなるべく意識するようにしています。
その知識が、後々自分で何かを作る時に役にたつということが分かっているので、こういう創作物を見て歩くのが楽しいんですよね。
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NHK大河ドラマの作品も毎年出展されています。今回も幾つかのかかしが展示されていました。
その中でも自分の感性に一番訴えてきたのはこの作品でしょうか。真田丸、甲冑をつけた鎧武者、目を引くのは、やはり人形のリアルさと赤い色彩のインパクトですね。
全部藁で作っているんですと聞けば、一票を入れたくなります。御立派!!
偉そうなことを言っているわりには、ドラマは観ていないのです。その点、少し気が引けるのですけど・・・
地元の宣伝は大事ですよね。水戸の納豆娘、「みとちゃん」です。
茨城は納豆の生産が盛んで、当然売り上げも全国一番だと思っていたのですが、一位は福島県とネットには出ていました。一番ではなかったんですか、地元民としてはちょっと残念です。
子供の時分の話。今でもお寿司屋さんなどで宴会をすると、寿司折りをおみやげにしますよね。当時は水戸へお出かけする機会などがあると、必ずといっていいほどおみやげは、駅のホームで売っている水戸の納豆でした。
今のように、パックに入った納豆や経木に詰められた納豆ではないですよ、藁つとに入った納豆です。なつかしいですねえ。
どんな納豆があったかなと思い出してみたら、水戸納豆、天狗納豆、だるま納豆、おかめ納豆、舟納豆・・・などの名前が浮かびました(記憶なので、現在は生産中止の品があるかもしれません)。
においがどうも、ねばりがどうも、という人もいますが、納豆を食べて育った人間には、刻みのり・ネギ・生卵などを入れ、かき回した納豆を、アツアツご飯にかけて食べるごちそうはたまりませんわ。
投薬の都合で、納豆を食べられない時期を経験しましたが、食べられないとなると余計食べたかったですよ。
こちらは、地元中学生によるかかしを詠んだ短歌大会。去年も掲示されていましたが、今年も力作ぞろい。
相当数の短歌が掲示されているので、順に読んでいくとかなりの時間がかかります。素人眼でみても、選考委員の先生もこれは悩んだろうなあという作品が多くあります。
郷土愛を育む動機付けとして、こちらにも一票です。
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