いわゆる世間では、芋切り器とか、干し芋スライスカッターとかいう道具ですね。

カミさんが何やら実家と話しをしています。

どうやら実家では、知人から干し芋にしても焼き芋にしてもおいしいという、「紅はるか」なる生芋をいただいたそうな。

ありがたいことに、我が家にもおすそ分けがあるようです。そして、電話を聞くとはなしに聞いていて感じた予感が的中です。

cutter

干し芋スライサー

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さっそく、ご下命がありましたよ、「オトサン、干し芋を作るのに薄く切る道具があるでしょ、あれを作ってちょうだい! オトサンなら作れるでしょ」。

ったく、都合のいい時だけオトサンの能力を評価してくれます。でも、このご下命には異論がございません。

この歳になって、というか、この歳になったからこそでしょうか、お芋を食するとおなかの調子がいいのです。

そうは思っても、年末のあわただしい時期、既製品でも買って手っ取り早く間に合わせたいですよね。

得意のネット検索を始めたら、卵スライサーを見つけたのですが、「ダメ! 小さすぎる」ということで却下されました。

やむなく、さらに検索を進めると、今度は良さげな木製の市販品を見つけました。

・・・、しかし、我が家の家計では欲しがってはいけない商品でした。

分かりましたよ、横着はやめましょう、自分で作ることにします。幸い、親切なことに商品を幾つかの角度で撮った写真を載せてくれています。

また、針金の張り方も教えてくれています。これだけの情報を商品案内として公開してくれていれば、参考にして試作するには十分です。

<材料調達>

調達した材料は、筐体を組む板材と、スライダー用角材、スライダー支持用の板材の3種。それに、カッター用のステンレス針金、タッピングビス。

ホームセンターで実費1.5k円でした(板材を留める木ネジは所持品を使用)。

●針金は、ピアノ線の方が切れ味がよさそうですが、今回は工作しやすいであろうステンレス線を選びました。

●市販品の筐体には、スライダー支持材としてネジ付き鉄棒(筐体補強兼)が使われていましたが、安く仕上げるために板材を使うことにしました。

●市販品の寸法を真似ると、0.7k円もする板材がもう一枚必要になるので、少し小さくして板材1枚で作ることにしました。

mizo

スライダー細溝


<主要手順>

●板材を3枚に切って(約30cm)、コの字形の筐体を作る。

●筐体側面に、スライダー支持用板材(筐体補強兼)を付ける。

●筐体側面板材に、針金固定用のタッピングビスを複数本打ち込む。

●筐体上面に、針金を平行に張る(今回は17本:9mm幅)。針金はタッピングビスに掛けて折り返す。

●スライダー用角材に9mm間隔で、細い浅い溝(針金ガイド用)を刻む。

●スライダー用角材を針金とスライダー支持用板材の間に差し込み、浅い溝で針金を受ける。

●スライダー用角材をスライダー支持用板材の上で滑らせると、針金の張りを調節することができる。

以上で完成です。

とりあえずイメージ通りに作ってみましたが、試作を通して、たかが干し芋スライサーと言えど、さまざまなノーハウがあることを学びました。

2号機を作る機会があれば、もっと上手に作れると思います(試作機でも十分に実用に耐えると思うので、作る機会は多分ないでしょう)。

と、強気な発言をしてしまいましたが、実はまだ使っていなくて、ブログアップの方が先行してしまいました。

カミさん、いつ芋を蒸かすのかなあ。使用感を聞くのが楽しみです。

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