朝方4時ごろ、ガタガタ家の中がうるさいです。

どうやらカミさんが起き出して、家の中を動き回っているようです。

「やかましいなあ、俺は眠いんだよお、静かにしてくれよ!」

声に出すと本当に目覚めてしまうので、ジッと我慢してまた眠りにつきました。

定刻、いつも通り目覚めてお勝手に行くと、テーブルの上でカミさんはさつま芋の皮むきをしていました。

kawamuki

芋の皮むき


どうやら、朝もはよから「干し芋」作りを始めているようです。どうりでやかましかったはずだわ。

芋はお好みの「ベニハルカ」、手には買ったばかりの芋むき包丁。

料理包丁ではないですよ。先日わざわざ遠くのホームセンターまで出向いて買ってきた専用の包丁ですぞ。どうやら知人の勧めに感化されて手に入れたようです。

さらには下の写真に出ている「角型芋干しザル(?)」まで買い込んだ力の入れようです。

まあ、悪い道楽でもなさそうなので、何も言わないことにします。

hukasi

芋ふかし


換気扇がゴーゴー鳴っているなと思ったら、IHコンロで芋ふかし(煮?)ですか。

オー オー、ずいぶんお上品な芋ふかしですね。

昔は、大釜に入れた芋を薪カマドでふかしたと思いますけど、我が家にそんな設備はないですからね。ご立派でございます。

芋がふけたかどうかは、昔通りに串を刺して確めていますな、フフフ。

imokiri

芋スライス


ウチの干し芋厚みは9mmだったかな? 2年前に御下命により自作した「干し芋スライサー」を物置から引っ張り出して、今年も使ってくれてます。

市販品には見劣りするスライサーではありますが、こうして毎年大事に使ってくれると製作者としてはうれしいですねえ。

ピアノ線を張るための串歯材の材質を選ばなかったので、ピアノ線の食い込みがひどくなっています。

大事に使ってくれるようなので、来年は材質を選んで作り直し、ピアノ線を張りなおしてやりましょう。

imohosi

芋干し


実は、今日の干し芋作りは今年2回目となります。先に作った干し芋が干しあがったようなので、追っかけ2回目にとりかかったようです。

本日分の芋が干せるようになるまで少しでも寒風に当てるんだと、すでに1回目の分の芋が庭先に干してありました。

オイオイ、まだ芝生に霜が降りたままの時間じゃないの? なんぼなんでも早すぎるでしょ。

ご覧の通り、1回目の成果は、2網籠2ザル分です。

角ザルは先日買ったばかりなので、これから活躍してもらわなければなりませんが、網の方は去年、おととしと干し柿作りや干し芋作りに大活躍したものです。

使用に伴って損耗する様子もないので、保管場所さえあれば道具を揃えていくのも楽しみの一つですね。

<訂正>

今日の作業は3回目だそうです。1回目が角ザル分、2回目が網籠分。

1回目の干し芋が仕上がるので、それと入れ替えるんだそうです。

角ザル分の干し芋を計ってみたら、約4kgの目方があったとのこと。

カミさんが知人から聞いた話では、500gで1400円(丸干し芋の場合:平芋なら少し安いとのこと)ぐらいと言っていたので、出来上がりが4kgということは・・・ ムフフ と言って喜んでいました。

そりゃそうでしょ、手間はかかっていても多分芋代はかかっていませんからね。実家が農家ですから、娘の特権を最大限に活用して調達してきたんだと思いますよ。

ところで、こうやって冷ややかな書き方をしていますけど、最近、私もお芋様のご利益に助けられるような体質になってしまったのです。

現役時代のようには体を動かさなくなってきたせいか、年齢のせいかは分かりませんが、食べ物の体内通過が時々滞るようになってきました。

カミさんの勧めもあり、あまり食べなかった芋類を積極的に食するように変えてみたところ、特にさつま芋を食した後の調子がよろしいようで。

それが分かってからは、不調時の改善薬としてさつま芋の力を借りるようにしています。

不調時の憂鬱感を思うと、「さつま芋」様様です! 

もちろん、カミさんが手間暇かけて作ってくれた「干し芋」も、これから感謝していただきますよ。

ありがたや、ありがたや。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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