我が家のカーポートの前、お隣との境にはツゲの木を植えこんだ生け垣があります。

お隣の家が建つ前は、隣は畑だったので、境界が分かるように境ギリギリに植えてあったのですが、家が建てば当然のことながらツゲとの隙間はほとんどなくなってしまいました。

下の写真で分かるように、お隣の板塀との間の隙間は30~40cmぐらいの感じかな。

毎年、その中に太もも以下をこすりながら、少しずつ横歩きして生け垣の刈込み作業などをしてきたわけです。

まあ、自分としては、そういう風にして管理していくしかないとあきらめていたのですが、ついにカミさんからも苦情が出てしまいました。

実は、生け垣の刈込み作業はオヤジが担当していますけど、庭の除草作業はカミさんが噴霧器を担いで薬剤を散布してくれています。

生け垣の下、隣との境の30~40cmぐらいの地面にも雑草が生えるんですよ。ずいぶん長い間我慢して作業してくれましたが、ついに乱暴なことを言い始めました。

ツゲの木を全部抜き取り、生け垣を取り払ってちょうだい! とのこと。

ヒェ~~! そんな御無体な! 何十年も共に生きてきた、あって然るべきツゲの木を引っこ抜いてしまえなんて・・・

ikegaki

ツゲの生け垣


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でも、作業しずらいという点については、異論がございません。

上の写真では、ツゲの木の塊が断続的に写っていますが、それは今回の作業後の姿。

つい2,3日前までは、全体が連続的に一列につながっている生け垣でした。

ウーム、ウーム、哀れ抜き取られてしまうかもしれないツゲ共のためにも、良い知恵はないかと考えましたよ。

苦肉の折衷案。 生け垣が連続した壁になっているから向こう側の隙間空間にアクセスできないのだから、壁の途中を切って断続的な生け垣にすれば向こうの隙間にも手が届くようになりますよね。

連続的に植わっているツゲの木を、思い切って何本かおきに間引きしました。

dannzoku

間引いた後の生け垣


はい、これならば文句ありません。管理が容易にできるようになりました。

どうでしょう? 間引きしすぎたですかね?

行く行くは、サイコロのような立方体もしくは直方体ブロック、もし失敗したら丸い団子状の植え込みに刈り込めばいいかと考えているので、まあ、こんなもんでよござんしょ。

danmen

間引いた側の断面


生け垣の間引いた側の断面はこのような姿になっています。

植えて何年になるだろ? 30年以上は経っているでしょうねえ。

お隣に家が建ってからは、隣に伸びちゃだめだぞ と言いきかせながら育てたのでかわいそうにバランスの悪い樹形になってしまいましたね。

さて、生け垣だった切断面はこのまま放置されることになりますが、断面側に葉を付けるのにどのぐらいの期間がかかるでしょうか。

断面側の小枝から新芽を吹くか、はたまた根っこから芽を吹き新しい幹枝を伸ばしてくるか、コヤツらも生きたければ必死で悪あがきしてくるでしょう。

5年も経って覚えていたら、その後の姿をまたご紹介します。

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