一応、このブログは写真ブログのつもりで運用しているのですが、このところ研究会(ワラ細工)の方が面白くて、とんと写真撮りができていません。
そういうわけですから、一週間前の古徳沼探鳥における白鳥さんをペタンします。
撮影時間が短かったせいもあり、湖面(沼面)に浮かぶ白鳥さんの姿ばかりが目につきました。
そんな中、一度だけ湖面を蹴飛ばしながらジャンボジェットが離陸するごとく、ノタノタと水面を飛び立つシーンを見かけました。
ラッキー! 御一行様、御出立でございます。
しっかし、重そうな体ですねえ。羽ばたく割には高度が上がりません。
位置関係を見ると、御一行様6羽は湖面の東側から助走を始めたようですが、湖面の3分の1ぐらいを西に進み、やっと離水できたぐらいの感じです。
湖面の西側に達してUターンを始めました。立木の高さぐらいの高度。
なんだ、お前たちは西じゃなくて東に行くんかい!
湖面領域全部を飛ばないと巡航高度に上昇できないように見えますよ。あきれた重さ、あきれたノロさですねえ。
そんな飛行で、よくもまあ外敵(もいるだろうに)に襲われずに、シベリアから飛んでこれると感心しました。
第3作めの円座編みの成果はこちら。
へへへ、ちょっとイビツですが、今回は長円の円座編みに挑戦しました。
普通の円座は、人差し指が入るぐらいの円から渦巻き状に編みますが、長円円座は最初に直線の芯を入れてから、ひらがなの”の”の字のように編めばいいんですね。
長円円座の使用場所は、腰掛奥行き一尺程度の濡れ縁で使うのにいいかな と思い作ったものです。
今回の円座編みで覚えたこと、
●編みワラの長さは同じにすること。写真の作品がイビツになった原因は、50cmのワラで編むつもりが一部の区間だけ45cmのワラで編んでしまったことです(芯の太さが変わってしまった)。
●仕上げの飾り縁編みは、差しワラを細かく入れて編むと美しい。縁編みの寸法は予想以上に厚くなるので、円座外径を意識しておくこと。
●わら差し道具として、竹べら針、竹樋針(勝手に命名)、スプーンの柄輪針、針金輪針と作ったが、ワイシャツのクリーニングハンガーを加工した針金輪針が一番使用しやすかった。針金を被覆しているビニールが滑るのか、針がワラの中を通りやすいです。
もう一つおまけ。この雪囲い風ワラ製一輪差し、いいでしょ。
醸し出す田舎らしい素朴さ、そのあたたかさ、たまりません! 好きな作品になりました。
写真のバラは、撮影のための百円ショップの造花ですけど、これから咲き出すスイセンやアヤメを活けたらどうでしょう? ムフフ でございまする。
この程度の作品であれば、仕上がり写真(上の拙写真)と文字説明で作り方をお伝えできるかと思いますので、下記します。
よろしければお作りください。
(ワラはホームセンターに置いてあるお店もあるそうです(¥200?)。1把(大人片手の一つかみ程度)もあれば十分)
●ジュース缶(直径6cm:硬い缶)の胴に、両面テープを2,3段巻く
●ジュース缶の胴にワラを1本ずつ全周に貼り付ける(ワラ70本ぐらいかな)
●ジュース缶の胴のあたりのワラと、ワラの上部を縛る
(ジュース缶高さの3倍くらい上を縛ると美しいです)
●花を活ける窓を作るため、缶の上1cmぐらいのところで一部のワラを切る。そして切ったワラを取り去る
●上部を縛った穂先側は”わらぼっち編み”をして下に垂らす
(YouTube ”庭の修景:161213わらぼっちの作り方”が参考になります[投稿者様公開ありがとうございました])
(捩じるようなイメージで編むやり方が不得手な方は、縛った部分で穂先を放射状に広げ、下に折り返して、こうもり傘をすぼめたような格好にしてもよいでしょう。穂先が開かないよう天辺付近にタガ輪をかけるとよいです(写真の極細の縄輪のように))
(極細の縄は、ワラのハカマ(葉の部分だけ)で綯っています)
●下に垂らした穂先を美しくカットして、完成!
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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