風はそれほど強くなく、お陽様一杯。

午前中、何気なく表を見たら、暖かそうな(実は、今朝は大霜だったのですが)陽気だったので、無性に地べたの花を撮りたくなりました。

春先、一年に一度ぐらいは、こういう気分になる時があるのです。

いつものお散歩コースの土手を、今日は歩くのが目的ではなく、マクロレンズをお供にのんびりと地べた観察してきました。

アリさん目線で周囲を見回しているとポカポカと暖かく、しまいには枯草半分、若芽半分生えている土手の地べたに寝転がってしまいました。

いい心持ちです・・・。青空眺めて腹干ししていると、うたた寝したい衝動にかられます。

数秒だか、数分だか時間間隔がありませんけど、まどろんだかもしれません。

家で居眠りするのとは異なり、至福の時間ですね。

たまには、こういう時間もいいもんだなあ!

tukusi19

ツクシ2019


ツクシ何の子、キノコの子?

アレッ、違うかな? マッ、いいか。

土手の下から青空眺めてツクシを撮る。

毎年定番になっているアングルです。場所もだいたい同じ所かな。

青の発色がいいので、このアングルでの写真が好きなのです。

例年、ツクシの発芽は3月初旬に見られるのですが、今年は遅いです。

いつもたくさん芽を出す場所でも、今年はまだ数えるぐらいしか見られません。

気温は例年に比べて特段に低いということもないので、気温のせいではなく、雨量のせいかなと思っています。

雨量1mmとか2mmとかの雨は時々降るのですが、雨が降ったなと言えるほどの雨が降っていないのです。

我が家の菜園など、土ぼこりがたつほどです。

困ったもんだ、菜種梅雨を待っているんですけどねえ。

yomogi

ヨモギ


こちらはヨモギ。俗にいうモチグサですね。

あちこちに若いモチグサが出ていますが、これも育ちが悪い。

先日、カミさんが草入りホットケーキを焼くんだ、と張り切ってモチグサ摘みに励んだものの、少ししか摘めなかったとボヤいていました。

なるほど、食してみてもヨモギの香りが薄かったですね。

しかし、ツクシ撮りもヨモギ撮りも、マクロ撮影は最近は命がけですねえ。

(同意される方もいらっしゃると思いますけど)息を止めてピント合わせやシャッターを切るので、窒息するかと思うほどです。

一枚撮り終わると、もうゼーゼー、ハァハァですぞ!

おまけに、体が硬くなっているので、地べたに這いつくばろうものなら、腰が曲がらん、膝が曲がらん、首があがらん、足がツルッ~。

さらに、さらに、膝がイテー! 肘がイテーッ!!

この時ばかりは、バリアングル一眼が欲しいと思いますね。

と、たまには弱音も吐いておきましょう。

nanohana

菜の花


こんなに伸びてしまった野生の菜の花。

こちらは、例年より早く伸びすぎなんじゃないの? と思うほど。

確か、何年か前の写真では、田んぼの代掻きの時期に満開になっていたと思うのですが・・・

それと、もう一つ気になるのは、菜摘みの方々を見かけなかったということなんです。

いつもの年だと、土手に黄色い花が咲き出すと同時に、暖かい日にはジサマ・バサマがやって来てせっせと菜摘みする光景が見られるのに、今年は見かけなかったような気がするんですよねえ。

この土手は、ジサマ・バサマにとっての大切なビタミン供給所だと思っていました。今年はみなさんどうしたんでしょ?

近隣の年配の方々全員の具合が悪くなったということはないと思うので、ちょっと気がかりではあります。

(もっとも、自分も年配者の部類にカウントされるのかな、トホホ)

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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