家の畑の土ぼこりもいくらか治まり、少しはしっとりしてきました。

お天気の方も曇りが多くなって、梅雨時の気分になってきましたよ。

昨日は、食事時でもないのにカミさんがコンロを前にして何かを煮付けています。

何だろうと思い聞いてみたら、お隣さんからタケノコのおすそ分けがあったので煮付けているのだとか。

今年もタケノコの二度目の旬を迎える季節になったのですねえ。

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梅雨時のタケノコ


お散歩コース、久慈川の堤防脇にも真竹だと思いますが、ニョキニョキ出ています。

我が家のタケノコの最初の旬は春先。

多分、孟宗竹かな? 太めのずんぐりしたタケノコ。

柔らかくて、特にくせのないタケノコを近くの方からいただき、季節を味わっています。

今、多くの方々はタケノコと言うとこのタケノコを思い浮かべるのではないでしょうか。

でも、私たちの年代の多くの方々(少なくても近隣に住む方々)のタケノコの旬は、梅雨時のタケノコ(写真)だったと思います。

私の食べ盛りは、戦後復興期。お金を出せばスーパーでタケノコが買えるという時代ではなかったです。第一、お金がありません。

私たちは、その土地毎の季節の恵みを旬として育ちました。ですからタケノコを食べたのはこの梅雨時の季節なんですね。

昨日食卓にのぼったカミさんの煮付けたタケノコの味は、(オーバーに表現すると)青臭くて、硬くて、苦くて渋い、昭和20年代後半のタケノコの味でした。

それは、記憶のアルバムに照らし、父母がいて兄弟がいて、そして、とてもほろ苦い味でした。懐かしかったです。

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タケノコ撮りに行ったついでに田んぼを覗いてきました。

さすがに、どこの田んぼの田植えも終わりましたね。昔ほどではないものの、カエルの鳴き声も聞こえました。

稲は順調に分けつを繰り返し、見るからに青々としてきました。

写真を撮ったあたりの田んぼにはタニシが生息していて、コヤツらも順調に増えているようです。

どうも間違って覚えてしまったようなんですが、調べてみたら従来のタニシは稲の苗に食害を与えないんですね。

食害を与えるのは、ジャンボタニシと呼ばれる種類とか。

ならば、タニシが住んでいる方がより安心・安全な米作りということになるのでしょうか?

一時農薬をたくさん使った時代には、タニシはいなくなりましたから。

それと、いざとなったら(??)、タニシは食用にもなりますからね。

私も、悪ガキ時代にはタニシを獲って煮付けて食べましたよ。小さなシジミを食べているような味がして美味しかったです。

・・・あと4か月。お米が採れるのもさることながら、実は新ワラが採れるのを待っています。

なんたって、材料がないことにはせっかくのわら細工修行も無駄になってしまうので。

ああ、ワラ細工修行の腕がなりますねえ!

 

ワラ細工修行: 濡らして編んではダメなのだ!

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乾くと緩む


またまた、貴重なノーハウを得ることできました。

うすうす感じてはいたものの、ワラやイグサが濡れている状態で編んではいけないということがよく分かりました。

でも、湿っているのもダメということではないですよ!

なぜ、濡れたまま編んだのか?

習い始めの頃に古いワラしか手に入らず、それは乾燥していてすぐ折れてしまうのだが、濡らせば折れにくくなること、また、人によっては”作業準備として一晩水に濡らして”とか言っていたりして、濡らしたまま作業していたのです。

また、ワラやイグサが濡れていると作業はとてもやりやすいですしね。

かといって、作業は編んでは締めるの繰り返しとなりますが、締めるところは
材料が切れない寸前までの力で締めこんでいますよ。

そういう風にして作り上げた作品が、完全に乾くとどうなるか?

はい、上の写真のようになります。

写真はイグサで編んだ円座、縁の部分です。

最外周の芯をギュッと締めて飾り編みしたつもりが、乾いたらマッチ棒が入るぐらいに緩んでしまいました。

かくも明白な事実を突きつけられれば、もう濡らした状態では編めなくなりました。

ワラとイグサとを比べると、この膨張・収縮の差はイグサの方が大きいようです。

ワラで編んだ円座の方は、これほど大きな緩みは生じていません。これからは編みずらくても霧吹きで湿らせた程度で作業したいと思います。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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