湿度の高いムシ暑い残暑、いいかげんにしてくれー でございまする。

それでなくても、やる気が出ないのに・・・

在庫のワラが無くなった5,6月頃から、そのうちやらなきゃならないなと思っていたワラ置き場作り。

とうとう今年の稲刈りが始まる時期となってしまったので、重いお神輿をあげることとなりました。

本当は、もう少し涼しくなってから作りたかったのですが、好きなことをやるための準備ならそうも言っていられないでしょう。

ワラ細工で一番大事なのは、まずは材料の確保ですよね。

初年度は、その都度使う分のワラを知人に分けてもらって、その辺の空きスペースに積んでおいたのですが、二年目ともなれば必要量をきちんと確保してしかるべき場所に保管しようと考えていたのです。

とは言っても、そんなに都合のよい空きスペースは我が家にはないものですから、どこに置こうかと悩んでいたのです。

カミさんが農作業に使う道具や肥料を置いておくスペースの天井部分が空いているので、
無理矢理ですがそこを使わせてもらうことにしましたよ。

ダメ、ダメ、そんなところにワラを積んだら、”野ネズミが巣を作る”とか、”野良猫にお産される”とか、食い下がってきましたが、却下! 

こちらとしては、他に良さそうな場所が見つからないので、悪いなとは思いつつ我を通させてもらいました。

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ワラ置き場


これが、出来上がったワラ置き場の外観で、場所は、昔、車庫に使っていた鉄骨建物の片隅になります。

ツーバイフォーの角材で棚枠を組み、それを天井の鉄骨梁から針金で吊り下げて、ワラを置くための棚としました。

こんな構造ですから、木材と針金だけ入手してくれば、半日もあれば普通仕上がりますよね。

それが、なんと足掛け3日もかかってしまいました。

材料採りの寸法を間違えたり、木組みの仕方を間違えたりと、いかにやる気のない状態で作ったかということを物語っていますね。

縦1.1m、横3.1m、天井までの収納高さ約1mぐらいあります。これで軽トラック一台分ぐらいのワラを積んで置けたらいいなと思っているのですが、どんなもんでしょ?

40X90X360cm角材4本、直径3mmぐらいのビニル被覆針金23m巻を1巻 で、材料費は約4k円かかりました。

ワラを置かない時には、カミさんが自分で使う資材を置くでしょうから、無駄な出費となることはないでしょう。限られた空間の有効利用法ですね。

ただ、この吊り棚の欠点は、棚の揺れ防止法を考えなけらばならないということです。

我が家の場合は、建物の補助鉄骨に固縛しました。

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稲刈り風景


こちらは、我が故郷、大宮田んぼでの稲刈り風景です。

奥に写っているのが、刈り取った稲の天日干し用の”オダ掛け”です。

今では、コンバインでの刈り取りが主流となり、稲の茎の部分は切り刻んで田んぼに戻し、モミ米だけ収穫して帰るというやり方になっているので、このオダ掛けはなかなか見られなくなってきました。

オダ掛けで乾かした稲を脱穀し、残った稲ワラが”ワラ細工”用のワラになりますから、年々ワラの入手が難しくなってきています。

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広がる休耕田


さらに、ワラの入手を難しくしている原因の一つが、この休耕田化。

写真中、稲作田んぼは黄色、もしくは黄緑色に塗られた部分だけであり、他の濃い緑色や枯草色の部分は休耕田です。

自分が子供のころは、この地は全面黄金色に輝いていたのですが、少子高齢化、後継者不足、食料充足などの理由で、年々稲作に従事する人が減り、農地は原野化しています。

昔を知る自分としては、とても複雑な思いをしています・・・

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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