今日の話はGPSレーダー探知機、そう、自動車を運転していて交通取締り機に近づいたり、取締り電波を浴びたりすると警報を発する、あのドライブマスコットアイテム(?)の話です。
世の中にレーダー探知機(検知機かな)が発売された頃からの愛用者で、その頃はわざわざ秋葉原まで購入のために出かけたものでした。
こんなことを言うと、探知機のお世話になるようなきわどい運転ばかりしているように聞こえてしまいますが、単に警告音(ほとんどが誤報)を聞いた時の緊張感が好きなだけで、いたって真面目な優良ドライバーであることをお断りしておきます(笑)。
その後も愛車のダッシュボードには、代(台)を変えながら探知機が鎮座ましておりましたが、最近、現役探知機の調子が悪くなり、ついに買い替えを検討しなければならない時期を迎えてしまったのです。
車のエンジンをかけると自動的に探知機の電源が入るようになっているのですが、どうも内部の電圧が下がって不安定動作をしているような症状を示します。
原因は、内蔵充電電池・ソーラーパネルの老化が考えられ、充電電池を交換すればまだまだ使えそうな気がします。調べてみたら、特殊電池なのかお代が2k円以上もして、さらに送料がかかるとのこと。
ちなみに、探知機は購入してから10年以上使い込んでいるものの、探知能力は購入時に比べて低下したとは思えません。
直すべきか、買い替えるべきかどうしましょ? もう、探知機のお世話になる歳ではないでしょとか、それよりも免許返納を考える歳でしょ、とか言われてしまうと返す言葉がないのですが・・・
写真上が、調子悪くなったY社製のGPSレーダー探知機”GC-2600”機で、2007年9月発売モデルです。購入は愛車を乗り換えた時期なので、2008年。10年以上使い込んだ愛用品となっています。
太陽電池駆動、GPS対応となっていることから、それまで使っていた探知機に比べて取り付け簡単、性能アップのメリットが選定理由となり購入したものでした。
写真下は、結局、今回後継機となったセルスター社製のGPSレーダー探知機”VA-810E”機です。
ハンドルの脇に探知機を置くことは、長年の私のドライビングスタイルであったこと。これがないと安全運転のお守りがなくなったような気分になることから、熟考の末、後継機を探すことになってしまいました。
最近は、あまり何か欲しいと思う気持ちが湧かないのですが、久しぶりに物欲に目覚めましたよ。物欲が湧くようでは、こりゃあ、まだ人生修行を終了するような歳にはなっていないということですね。喜んでいいのか、どうだか・・・
とは言っても退職した私の場合、精神的なお守り代わりですから最新鋭機を装備する必要は全くありません。旧探知機の電池代ぐらいで手に入る中古品でかまいません。それでも旧機に比べれば十分に新型で、多機能機が期待できます。
しかし、オークションで2012~2014年発売品の中古を見つけては競争し、見つけては競争しを繰り返しても落札できませんでした。イライラするだけなので、とどのつまりはメ〇カリで中古のお気に入り品を見つけて購入することになってしまいました。
上記モデルは2016年発売でありながら、現在でも市場で新品販売されている商品です。
届いた現物は、新品と言っても疑う人がいないほどの美品・良品でした。安く入手出来て全くラッキーでした。
ただし、上記モデルは、マイクロSDカード(以下、SDと略)を用いて最新のGPSデータに更新できる機種ですが、販売品にSDは付属してないタイプのようです。当然、中古購入した入手探知機はSDカードなしの状態で送られてきました。
上の写真に写っているデータ情報の欄は、SDを挿入した現在の状態(3545年はメーカーバグ:2019と読み替え)を示したものであり、入手直後のSDなし状態では、”GPS欄は 2015年”、”スマート欄は —”、”公開欄は —”と表示されていました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからデータ情報欄を最新に更新するための記事として、本題に入ることとなります。
マイクロSDカードの初版を作る
後継探知機を入手した私めは、当然メーカーさんが無料で定期公開しているという最新のGPSデータに更新して探知機を使いたいと思いますよね。更新に必要だと言わるSDは、携帯電話に使おうと思っていた2GBのSDが手元に余っていることですしね。
データ更新のやりかたは、ネットでダウンロード可能な”取扱説明書”に書いてありました(上写真)。PCを持っているユーザーは、PCを使って記載の”MyCellstar”サイトから無料ダウンロード。
その他、PCを持っていないユーザーは、有料となるものの、更新データ入りのSDを購入したり、メーカーに本体を送ったりして更新できるように考えられています。
自分の場合は、PCを使って更新したいので、ダウロードサイト”MyCellstar”を訪ねました。
機種名”VA-810E”を入力すると、ダウンロード可能なデータが表示されるので、必要なものをチェックしてダウンロードボタンをクリック。迷うところなく、欲しいと思ったデータがダウンロードできました。
で、この後どうしたらいいんでしょ? クエッションマークです。
期待していた”初めてデータ更新するお客様へ”などとの案内が見つかりません!(私の探し方が未熟なせいかもしれませんが)
●やっと、手順書らしきものを見つけました。ダウンロードデータを選ぶ画面の上の方にある”VA-810Eをお使いの方へ”という見出しの中に、”2017.02.01 本製品をご利用のお客様は、必ずご確認ください。”という項目があり、クリックしたら上のような手順書が表示されました。
でも、この手順って既に更新用SDを持っているユーザーが、その中身をさらに更新するための手順でしょ。
・・・ 私はまだ更新用のデータが入っているSDを持っていないので、最初のSDを作りたいのですが・・・
●”MyCellstar”サイトの”ヘルプ”はQA集になっていて、巻末にデータ更新手順の動画URLが記載されていました。分かりやすい動画です。
でも、・・・ 上に同じです。
●ダウンロードデータを選ぶ画面の”データ更新をおこなう前に確認してください”見出しでは、”マイクロSDカードの規格について”の説明が記載されています。SDHC規格(FAT32形式)1GB~32GBのカードが使えることは分かります。
私手持ちの”SDHC規格でない(FAT16形式)2GBのSDカード”は使えないのでしょうか? ”VA-810E”の記載が見当たりません。
う~ん、ここまで調べてちょっとだけ不安になりました。ネットを検索しても初版SDの作り方を教えてくれる記事はみつかりません。
初版SDを用意するには、メーカーがサポートしてくれている”更新データ入りSD”を購入しなければならないのでしょうか。
しばし悩んだのですが、もしメーカーさんが更新データの本体への組み込みプログラムを本体側に用意している場合、もしくは組み込みプログラムを更新データに毎回含めてダウンロードしている場合は、素直にダウンロードデータをSDに書き出して、そのSDを本体に挿入すれば更新するのでは? と考え、試してみることにしました。
<試してみたら>
アレッ! ダウンロードデータをコピーしたSDを本体に挿入し、電源を入れてみたら更新を始めましたよ!!
な~んだ、悩むことはなかったんだ。メーカーさんは、ユーザーにフレンドリーな設計をしてくれていたんですね(ダウンロードサイトの内部案内は、もう少しフレンドリーにしてくれるとありがたいですけどね)。
<分かったことまとめ>
●データ更新用SDの中身には、”cellstar”フォルダがあり、その中に必要なデータのフォルダが並んでいればよい。データ更新時は該当データのフォルダ中身を上書きすればよい。
●SDカードを本体から引き抜いても、GPSデータは本体内部のメモリーに記憶されているようである(最新バージョンを表示する)。その他の項目のバージョン情報は表示されなくなるので、スマート警告画像や公開取締り情報はSDを挿入していないと使えないようである。
●今回ダウンロードしたデータの容量は、GPSデータが1.5MB、公開交通取締り情報が3MB、スマート警告画像が145MB、計約150MBぐらいなので、手持ちの2GBSDは十分な容量であった。
●念のためにFAT16形式でフォーマットし直して使った2GBのマイクロSDカードは、”VA-810E”機において正常に動作しているので、SDHC規格品でなくても使えるようである。
ちょっとだけ戸惑いましたが、”VA-810E”機のGPSデータを更新するためのマイクロSDカードを作ることができました。
ダウンロードデータは一か月に一度更新されるようなので、以降は適当な時期にSDにダウンロードして更新(上記●文の手順、どちらでもOK)しながら、最新のデータをもってGPSレーダー探知機”VA-810E”機を使っていきたいと思います。
なお、余談ですが、上記動画の後には、ユーチューブが選んだ”探知機の性能比較”などの動画を自動配信してきます。
興味をお持ちの方には参考になると思いますので、どうぞご覧ください。
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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