カーステレオで楽曲を楽しむため(媒体はSDカード)にオーディオキャプチャーに勤しむ毎日を過ごしていることは、ここ1,2週間のブログを読んでもらえればお分かりいただけるかと思います。

先々週は、キャプチャーケーブルを購入した話。使ってみたらどうやればPC内にデジタルファイル(.mp3ファイル)として音を録りこめるか分かってきたので、先週はステレオミニケーブルを使ってキャプチャーできるかの体験談を書いてみました。

うまくキャプチャーすることができたので気をよくして、今度はマイPCが発する音を録りこもうとさらに欲が出てきましたよ。

PCが発する音って何? 説明が必要ですね。警告音のようなビープ音じゃないですよ。

ユーチューブが持っている無尽蔵とも思えるほどの楽曲を音源として活用させていただこうという魂胆であります(もちろん個人の楽しみの範囲でですけど)。

自分のパソコンでユーチューブコンテンツを視聴し、その時出た音をデジタルファイルに変換して自分のPC内に録り込んでしまおうということです。

ユーチューブ音源をMP3化するには、海外のサイト様にお願いするのが手っ取り早いのですが、変なおまけソフトをインストールしてしまうなど、日本語だけをこよなく愛する何処かのジーサマがサイト内をうろつくには多少の不安が伴う作業なのでした。

どうやればPC音をキャプチャーできるか調べてみたら、既に取り込みソフトとしてフリーソフトの”Audacity”を持っていいるので、あとはWin10に組み込まれている(と思う)”ステレオミキサー”(マイPCの場合のデバイス名:RealtekHighDefinitionAudio)を使えばいいみたい。

なぁ~んだ、簡単じゃん、Audacity画面のスピーカーマーク欄を”スピーカー(Realtek)”、マイクマーク欄を”ステレオミキサー(Realtek)”にすればいいだけね。

と思ったのですが、マイPCに余計なデバイスを組み込んでいたため不都合現象が起きて、それを理解・解決するのに少し手間取ってしまいました。

sound

サウンドシステムのデバイス類


オーディオキャプチャーするためには、3か所でデバイス設定しなければならないと先週書きました。

●コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → サウンド で出てくる画面
●Windowsデスクトップ画面の右下、スピーカーアイコンを右クリックすると出てくる”サウンドの設定を開く”をクリックした画面
●”Audacity画面”の右上赤丸2か所のデバイス切り替え窓(先週記事参照)

の3か所ですね。このうち、キャプチャー作業でモード切替のために頻繁に操作しなければならないのは、2つ目の”サウンドの設定を開く”画面であることが分かりました。

後付けのサウンドデバイスを組み込んでなく、購入した時のままのメーカー製PCであれば、この2つ目の切り替えだけでうまく作業が進められそうな気がします。

ここでは、ご参考までにマイPCで経験した不都合現象と対応について、以下に記述します。

<ステレオミキサーが組み込まれていない!>

PC内部音を録りこむためには、サウンドシステムに”ステレオミキサー”が組み込まれていなければなりません。

最初、マイPCのシステムを1つ目の画面(上の写真の左画面)の”録音”タブで確認したところ、ステレオミキサーの表示がありません。

欄内の適当な場所で右クリック、コンテキストメニューの”無効なデバイスの表示”にチェックを入れると無事表示されました。

<既定のデバイスが切り替わらない!>

同じくサウンドの”再生”タブでの話。マイPCには、後付けで”・・(ぼかし)Speakers(・・Audio Enhancer)”とスピーカー(USB Sound Device)の2つのデバイスが組み込んであります。

2つ目の画面でデバイスの切り替え設定を行うと、再生デバイスが切り替わるようにWindows設計されているようなのですが、・・Speakersについては一旦”既定のデバイス”に設定されてしまうと解除されない仕様にみえます。

しょうがない。オーディオキャプチャー作業を行う時だけ、手動で・・デバイスの”無効”設定を行うことにしました。
(・・Speakersを右クリック → ”無効化”)

<デバイスの発振対策>

effect

信号の発振防止


多分これでいいだろうと思われる設定にして録音してみると、”音にエコーのような効果音が加わり、音量もだんだん大きくなる”という症状が出ました。

ネット先生に尋ねるといくつかの対応策を見つけてくれ、マイPCの場合は次の処置で解決できました。

サウンドの”再生”タブ、スピーカー(RealtekHighDefinitionAudio)を右クリックして”プロパティ” → ”拡張”タブを開いて、”すべてのサウンド効果をオフにする”にチェックを入れる(マイPCでは”イコライザ”にチェックが入っていました)。

<PC音キャプチャー時の音発生機能について>

テレビ番組キャプチャー時には、モニター音など何ら違和感なく録音・再生できたのですが、今回のPC音キャプチャー時には今音が出ているのが正常なのか、音が出ていないのが正常なのか、常に悩むこととなってしまいました。

PC音キャプチャー作業時には、今自分はどんな作業をしているのかを強く意識しなければならないということが分かりました。そして、その作業の区切りごとに2つ目の画面でデバイス切り替えをしなければならないことが分かりました。

もう少し詳しく説明しましょうか。マイPCは1台2役の働きをするわけです。

ある時はユーチューブ音源としてのオーディオプレーヤー、ある時は音源の信号を録りこむためのレコーダー としてですね。

ユーチューブから好きな楽曲1曲をPCに録りこみ、MP3ファイルに変換できたことを耳で確かめるまでの作業流れを考えてみましょうか。

ユーチューブで楽曲を選び、録音のための頭出しを完了して録音待機までは、PCは普段通りいつでもUSBスピーカーに音を出してくれなければ困ります。

一方、録音のためにAudacity を立ち上げると、PCのサウンドシステムはレコーダーとして機能してもらわないと困ります。

つまり、”録音”ボタンを押した時だけ録りこみ楽曲のモニター音を流し、それ以外では無音状態でなければなりません。この時、ユーチューブが音声信号を送りこんでいたとしても、”録音”状態でないなら無音でなければなりません。

もし、”録音”状態でなくてユーチューブの音を聞きたいなら、Audacityは”一時停止”ボタンと”録音”ボタン両方を押せばモニターできる仕様となっています。

録音が終わって、”再生”ボタンが押されればAudactyは再生音を流します。

要するに、レコーダー役である時、PCは物理的には通常時に使っているUSBスピーカーを使いながらも、いつでも音を流すわけではないのです

レコーダーモードで選択されている再生デバイスは、Realtekスピーカーとなっています。

Audacityでの楽曲取り込み、ファイル書き出しが終われば、最後に所定のフォルダに保存された(エクスプローラ中に表示された)MP3ファイルをダブルクリックして音を出し、仕上がりチェックし作業完了となります。この時は最初に書いたデバイスUSBスピーカーに戻して音確認をしなければなりません。

なんとなくややこしいデバイス切り替え作業が必要になりそうだな と感じていただけたでしょうか。実際に、作業を繰り返すほどにくたびれてきます。

上記したルールみたいなことがはっきり認識できるまで、先の不都合事案も重なって、なぜうまくキャプチャーできる時とできない時があるのだろう? と随分考えさせられましたよ(笑)

clist

キャプチャー例


若かりし頃聞いた昔の歌をききたいなあ などとNARI仮面さんに世間話をしたら、”歌の散歩道”をキーワードにして検索してみるといいよ と勧めてくれました。

ありがとうございました。

チャッ、チャッと録りこんでみたら30曲ぐらい集まっちゃいました。歳が分かってしまうし、青臭い奴やのう と笑われそうだし、恥ずかしいんだけどご報告まで。

今度は、月光仮面やナショナルキッド、少年探偵団など、自分が正義の味方だったころの歌も集めますよ。

今日、マイカーに乗ると、唐獅子牡丹や網走番外地、緋牡丹博徒などがBGMになっています。

運転が楽しいなぁ、ルン、ルン!!

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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