さあ、そろそろ日本列島は梅雨の時期を迎えますよ。
九州南部が梅雨に入ったとか、入らないとか。関東地方も次の雨が降れば梅雨入りとか。
では、いよいよ私めも梅雨入り前の一仕事をやりましょうか。
松の新芽掻きの作業。これは毎年梅雨入り前にやることにしています。時期が早すぎると芽掻き作業の後にまた芽が伸びるし、遅いと新芽が伸びすぎてみっともないし。
それよりも何よりも、梅雨の季節に入ると家の廻りの生垣や植え込みの刈り込み作業が待っているので、労働スケジュールを過密にしたくないのであります。
単細胞脳ミソのオヤジでも、なるべく楽をしようと考えているのですよ。
今年の松の新芽掻き作業、ビフォー・アフターでございます。
6尺脚立の上段から立ち上がってギリギリ天辺に届くぐらいの高さですが、天辺の中央部にまでは微妙に刃先が届かないというぐらいの、非常に作業しずらい松なのです。
仕方がないので、その微妙な作業の時には自分の腹や胸を松の枝先に乗せて、危ないからやりたくはないのですが、かなりの体重を枝先に預けて作業します。
実を言うとですね、脚立踏み外しの転落事故も怖いのですけど、出るんですよ、例の奴が!
GWに殺虫剤スプレーをかけて相当数のケムシ退治をしているのですが、それでも生き残りがこれまた相当数元気でのさばっているのです。
そして、そ奴らはGWからそんなに時間が経っていないのに、なんとまあ新芽と同じぐらいの太さに育っているのです。
そんな巨大なヤツが、松の天辺の枝先に這いつくばっている哀れなオヤジの顔の前にノソノソ出て来てごらんなさいよ。
オー、ヤダヤダ! 全身に寒気坊主が泡立ちますぞ。身動きすらまともにできない状態で
ジッと耐える、これを苦行と言わずに何というのでしょう!
と、まあこう書けば、大変な作業だなとお分かりいただけると思うのですが、辛い作業が大っ嫌いな自分としては、なんとか体裁だけつけて逃げ回ることばかり考えています。
庭師さんならば、芽数などを考えて新芽を掻き、枯れ葉なども落とすのでしょうけど、自分の場合は毛虫と向き合いたくないので、葉先から飛び出た新芽を刈り込みハサミで切りとるという方法で体裁を整えています。
ただし、この方法では小枝がはびこってしまいますので、1,2年おきに秋口(毛虫がいない時期)に間引き剪定を行うようにしています。
若い時分には6本も7本も植わっていた男松ですが、ほぼ自分と同じ齢を生き抜くうちに枯れてきて、今ではこの1本が残るだけとなりました。
たった1本だけの手抜き芽掻き作業なのですが、後片付け作業まで含むとほぼ1日がかりとなってしまいましたね。
手抜き新芽掻き作業、邪道なのでお勧めはしませんが、もしおやりになるなら使い終わった後の刈り込みハサミの手入れは大切です。刃に付いた松ヤニで切れなくなってしまいますから。
使い終わったら灯油で拭くとヤニを落とせます。塊になって灯油に溶けない場合はマイナスドライバーで削ぎ落します。
今、我が家の家庭菜園に咲く花たち。
上の花は何の花でしょうか?
バカにするんじゃない! と多くの閲覧者様からお叱りをいただきそうですが、野菜生育現場を見たことがないお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか、余興のつもりですのでご勘弁下さい。
正解は、ジャガイモの花ですね。ネット知識を多少ご披露します。
●花が咲いても実をつけることはあまりないが、稀にトマトとナスの中間のような姿の丸い小さな実がなることがある。
●野菜を栽培する時、余分となる花は摘み取ることが多いが、ジャガイモの場合、摘まなくても収量はあまり変わらない。花を摘むことによって摘んだ傷から病原菌が入り込み、病気に感染する危険があるので花は摘まない方がよい とのこと。
では、この花は何の花でしょう?
ヘチマ? ゴーヤ? よくそんなにわざとらしく正解を外せますね。
ピンボケながら子房の部分を見て答えたのでしょうから、素直にキュウリと言いましょうよ。
キュウリについての面白い話として、
95%程度が水分で栄養価は低い。江戸時代までは完熟させてから食べていたため”黄瓜”と呼ばれていた。
完熟すると苦味が増すため、水戸黄門様は、”毒多くして能無し、植えるべからず、食べるべからず”と書き残しているとか。
子供の頃は、夏になると井戸の水で冷やした冷たいキュウリに、塩を振ったり、味噌を付けたりして、おやつ代わりによく丸かじりしていましたけどね。
うまかったなあ!
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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