日本列島にかかった梅雨前線が、専門家の記憶にないほどの長期間動かないんだそうです。

大雨被害に遭われた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

当地でも数日前に大雨に見舞われ(特に久慈川上流)、昨年の堤防決壊の復旧が終わらない現状にあって、その水位上昇が心配されました。

幸い、例年の台風時の大水レベルに収まったことから安堵しましたが、今年の場合は梅雨明け宣言が出るまでは気が抜けないようです。

我が家は高台にあるので浸水被害の心配はないのですが、それでも地面が吸収できないほどの大雨が降ると家庭菜園が水たまりになってしまうのです。

今年の梅雨では、もうすでに何度も水たまりになっており、カミさんが丹精を込めて作っている作物に病気が入り腐り始めてもおかしくない状態になってきました。

お天気が回復し、地面が水を吸い込む時間を稼げれば持ち直すと思うのですが、あと一週間、十日程度は期待できそうもない予報ですねえ。

当家の主食を支える野菜類の調達事情はお天道様のご機嫌次第ということになっていて、これは何も今年に限ったことではありません。

雨が降らないからスーパーで野菜の値段が高くなっている! 雨ばかり降っているので野菜が高くなっている! とカミさんは年中口にしています。

聞くたびに「ウチには○○がたくさん実っているのでよかったね」と、一緒に喜ぶようにしているのですが、これがカミさんの励みになっているのでしょうね。

そんなカミさん、言い訳をしながら今年は今までやらなかったような事を始めましたよ。

普通の人は写真に撮らないような、我が家の非常食作りの楽屋裏をパチリしてご披露いたしましょう。

mini

庭先のミニトマト


こちらは、まさに我が家の目の前の庭先であります。

青い実を付けたこんもりした鉢植えが3つ、右下から左上にかけて置いてあるのが分かると思います。

これ、実はミニトマトなんです。

3つの内、両脇のトマトはプランター植えですが、真ん中のこんもりはクレマチスが植わっていた跡地に地植えされています。

「ヲイヲイ、好きで植えたクレマチスなんだもの、普通はもう一度クレマチスを植え直すんじゃないの? 何でトマトを植えるの?」 と言いたいところではありますが、喉元のところでゴクンと呑み込む心根の優しいジサマでありました。

カミさんの言い訳。 実がたくさんついた観賞用のミニトマトを眺めるのもいいでしょ。実は食べられるんだよ。

それに、普通のトマトは雨に当たるとすぐ病気になるけど、ミニトマトは丈夫だしね。

だと。

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鉢植えのキュウリ


こちらは物置の入り口。

雨が降りそうなので、普段は表に置いてある草花が取り込んであります。見て欲しいのは左端に写っている2鉢。

これは何でしょう? はい、そうです。キュウリの苗の鉢植えですね。キュウリが絡まって上に伸びられるよう手まで用意してあります。

なんでも、○○店で苗の在庫処分のため¥50で売っていたんだとか。

しかし、キュウリなら畑に植わっているし、だいたいがキュウリを鉢植えにして育てるなんて栽培法は、この辺では聞いたことがないんだよねえ。

カミさんの言い訳。 苗がそのまま捨てられてももったいないし。それに、旦那さんが単身赴任なのでほぼ一人暮らしの○○さんのお宅では、同じように鉢植えで毎日1本のキュウリが採れるのだそうな。キュウリ1本あれば十分と言っているとか。

ウチでも長雨で畑のキュウリが採れなくなったら、このキュウリを食べればいいでしょ。

・・・・・・ はい、ごもっともでございます。

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パセリ、ミツバ


ここは、家に接する西側の地べた。1畳ぐらいの広さがあり、周りの地べたより少し高くなっています。大雨が降っても水たまりにはなりません。

普通のお宅なら、何かきれいな花でも植える場所だと思います。

しかし、ウチのカミさんは、そういうものは植えません。

かみさんが植えているのは、ミツバ、オオバを植えています(写真右)。

そして、近くにあるベランダ屋根の排水管の脇では、鉢植えのパセリ(写真左)を育てています。

・・・・・・ ウーム、これは今年だけの行動ではないので、あらためて言い分を聞いてはいません。薬味に使うような細いネギが植わっていた年もありました。敵は何を考えているんでしょうねえ?

ミツバは、吸い物とか茶わん蒸し。オオバ・パセリはサシミのツマ、天ぷらの具、刻み込んで味噌と混ぜて・・・ うーん、分かんねえなあ! 要するに料理の香り付けに使うものを冷蔵庫代わりに、手を伸ばせば届く所に生のまま保管しておくという感覚なんだろうなあ と想像しました。

まあ、とにかく新鮮・無害な季節の青物を、ふんだんに気兼ねなく食べられるという生活環境はたいへんありがたいことですね。この点、カミさんに感謝しなければと思っております。

manbo

マンボの蕾


去年のお目見えで、夫婦して感動したのがこのお花。今年ももうすぐ咲きそうなので開花を心待ちしています。

カミさんも増やしたいほどに気に入ったとみえて、今年は球根を採って2鉢に増やしたようです。

品種は、「オリエンタル百合”マンボ”」というようです。親鉢の名札にそう書いてあります。

確かエンジ色の大きな花が咲いたと覚えています。

去年大きな花が咲いたし蕾の数も多いので、今年は小さな花かな と思っていたら、思いのほか大きな蕾に育ってきました。楽しみです。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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