おっと、間違えた。オジサンじゃなくてジーさんだったな。

なかなかジーさんの表現を認めたくなくて、ついついオジサンと言ってしまうんですよね。お許しくだされ。

正月も半ばを過ぎれば、餅を食べながらPCと戯れているのもだんだん気が引けてきます。

しょうがない、暮れまでには済ませたいなと思っていた野良仕事から始めましょう。

手伝ってもらわないと危ないかな と思っていた柿の木の芯止め作業を無事終わらせることができました。

救急車のお世話になることもなく、なんとか自分だけでできたのでホッとしています。

10年ほど前に三半規管と目玉をやられまして、時々重心がとれなくなりふらつく時があるんですよ。

柿の木の芯を止めるには梯子に登っての作業になりますから、ふらついて転落でもしようものなら近所中の物笑いになってしまいますからね。

そーゆーわけですから、冷や汗ものの作業だったわけであります(〇〇さん、無事終わりました。手伝いのご心配ありがとうございました)。

kaki

柿の高木


写真は、我が家に1本だけ残った蜂谷柿。かれこれ50年ぐらいの樹齢です。

去年の秋は夏の猛暑のせいで外れ年。天辺の方に少しばかり実を付けてくれました。

高いところの実は、脚立に乗って枝切りバサミを使っても届きません。

ほとんどの実がヒヨドリやムクドリへのプレゼントとなってしまいました。

この現実に渋い顔をしている者が若干2名ほどおり、そう、”サルカニ合戦”のカニと化したジサマとバサマでありますが、柿の木の高枝を落としてしまおうと企んだのでありました。

これで、事情は御納得いただけたことと思います。

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柿の低木


こちらが作業後の柿の木。主枝というか太めの幹というか、3本ほどチェーンソーで切り落としました。

ご覧のように随分木の丈が低くなり、横に広がった樹勢となりました。これなら脚立に枝切りバサミを使えば高所の柿の実もなんとか採れるでしょうよ。

いや、めでたし、めでたし。

正直言えば、梯子に上りチェーンソーを構えて切断姿勢をとると、体がプルプル震えて(体の重心が定まらない)怖かったですね。

なにせ、平らな地面にいてもヨタヨタ感をおぼえる時があるのに、幅3、40cmの梯子丸棒1段の上に立たなければなりません。

チェーンソーで切り終えた瞬間に切れた枝が暴れ、自分の方に倒れかかってきたとしたら間違いなく転落ですね。

なにせ、その時両手はチェーンソーを持ってふさがっているのですから。

ですから、切り落とす枝にロープを掛け、間違っても自分の方には倒れないように、切断する時だけはカミさんにロープを引いてもらいました(職場では介錯ロープと呼んでいた)。

たった3本の主枝を落とすだけなのですが、切断作業前の下準備に時間を要し、半日以上かかったと思います。

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刻み枝


こちらはその翌日。落とした枝の片付け作業。

落とした主枝を細かく刻んで、生垣の傍に積み上げて乾かします。

細かく刻むのに道具は何を使いましょう? ノコギリ? ナタ?

小枝の太さが中途半端なんですよねえ。ノコギリでは時間がかかるし、ナタではすぐに腕が痛くなるし・・・

結局、小枝刻みにもチェーンソーを使いました。今使っているチェーンソーは刃長25cmの電動式なので軽く、作業性がよかったです。

でも、この作業も午前中一杯かかり、半日作業となりました。

やれやれ、これでこの冬片付けなければならない野良仕事が全部終わりました。3月になれば畑起こしが待っていますが、それまではお休みです。

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梅のつぼみ


早く”猫ちぐら作り”の原稿書きを始めたいのですがねえ・・・

庭の梅のつぼみがまだこれでは。ワラ細工は寒いですよねえ・・・

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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