先週、趣を変えた話の勢いで、今週は愚痴話を一席。

当地は、どうみても梅雨空の陽気なのですが、気象庁、梅雨入り宣言せずにまだ粘っております。

さて、本題。善良なる日本国民の皆さま、マイナンバーカードはお持ちでしょうか。私ども夫婦も年度末に申請して、つい先日お役所から出来上がったカードを受け取って参りました。

そして、話題のコロナワクチンの接種につき、なんとか予約完了しましたので、それにまつわる話も申し上げたいと存じます。

もとより、痴呆と阿呆が混濁しているジジイのノーミソが感じたことですから、多分に認識不足や誤解がある点はお許し願いたいと存じます。

maina

マイナカードとワクチン予約


写真上、これが私の国民証明書(?)です。立派なカードですね。写真下は、我が在所のサーバーに登録されたワクチン接種の予約データです。

サーバーに登録してもらうのに2晩も、(文字通り)夜も寝ないで昼寝して頑張りました。

<マイナンバーカード申請の話>

別にマイナカードを作るのに異論があるわけではないので、遅ればせながら、世間の機運が盛り上がったタイミングで我が家でも申請しました。

ただし、顔写真付きカードになることが分かっていたので、写真についてはこだわりがありました。

運転免許証に貼られている、鼻と口が妙にでかいロバ面写真はごめんです。写真は自分が認めた自分の顔写真を貼ってもらいますよ。

ですから、写真を電子データで送付する”パソコンを使った申請”法を選んだわけです。

写真を作る段になり、案内を読んでみると、出来上がりの写真の寸法や縦横比、並びに枠に対する上半身の納まり具合はよく分かるのですが、写真の解像度というか精緻さ(荒っぽさ)が分かりません。

私の理解では、写真(小さな粒々の集まり)をプリントする場合、写真を構成する粒々(ドットとかピクセルとか)の数と、単位長さに何粒並べるか(例えば、dpi :1インチ当たりの数)を指定しないと印刷できないと覚えたのですが・・・

確か、この2つの数値が明確に記された案内ではなかったと思うのです。まあ、私の場合は、L版写真程度の仕上がりをイメージした電子データを送りましたけど。

送付できるデータのファイルサイズ(?MBのこと)も分からなかったのですが、これは、データ送付画面に入ったら制限値が書いてありました。であれば、予め案内に書いておいてもらった方が安心して作業できますね。

さて、困ったのは、データ送付した後の事。相手サーバーが送付データを受け付けてくれません。

エラーの意味は、写真が加工されているので受付できないとのこと。

なるほど、確かに、ポピュラーソフトである”Photoshop”を使って明暗調整し、事務局側でのトリミングも考慮した大きさの写真データを送っています。

この程度の処理が加工と判断されるなら、写真屋さんで撮ってもらった証明写真を使ったら全て加工写真扱いですね。

なぜエラーになるのか事務局に問い合わせてみたら、サーバーが受け付けない写真はダメ、カメラが出力したままのjpg写真のデータを送って下さい とのことでした。

だめだ、こりゃ! 話にならぬ。ネットで調べてみたら、”写真としてのデータが大きいとエラーになるようだ、EXIFデータを削除して送ってみたら?”と先輩が教えてくれました。

はい、先輩、ご教示ありがとうございました! おっしゃる通りでございました。一発受理してくれましたよ。

私は、証明用顔写真だから、別人に見えるほどの写真加工は不可ということは分かっているつもりです。

加工の定義をサーバーに対してどのようにプログラミングしているのでしょうねえ?

マイナ申請、終わってみると、案内等がちょっと不親切だったように思えるんですけどねえ。

<コロナワクチン接種予約の話>

yoyaku

予約スケジュール


ワクチン接種しますか? しませんか? 個人の自由意志に任されていますよね。

私は、感染して重症化した場合に苦しむのは嫌です。また、自分が感染源となり家族や身内にうつして苦しめるのは嫌です。ご近所の皆様に迷惑をかけるのも嫌です。

ですから、自分の接種順番が回って来たら率先してワクチンを打っていただくつもりでおります。

我が在所でも、65歳以上の高齢者に向けてのワクチン接種、その接種予約が始まりました。

予約の方法は、電話とインターネットの併用。その日の予約解禁は、電話が8:30開始で、その日の予約枠が埋まれば終了。その繰り返し。

インターネットはスタート初日だけが夜中の零時、以降は24時間いつでも受付け。と言う方法で行われます。

私もなるべく早く接種を受けたいので予約手続きに参加しましたよ。カミさんの分、それから出来れば身内二人の分、計4人の予約を早い時期に済ませなければなりません。

予約受付初日は、様子見。案の定、電話は全然つながらず、インターネット画面には受付可能枠にゼロが表示されたままです。多分この状態が暫くの期間続くことは容易に想像できます。

接種希望の意志を持つ多くの高齢者は、電話にしろ、インターネットにしろ、つながらないので予約できないでしょう。

自分としても作戦を立てるべく、出来る範囲で情報収集をしてみました。

・常陸大宮市の人口は約4万人。うち、高齢者は約1.5万人。上に示したスケジュールによれば毎日300回分ぐらいのワクチンが確保されていそう。

乱暴計算で、高齢者が1回接種するだけで50日もかかる勘定。

・ただし、毎日の回数分は、なるべく2回目接種者優先で、残りを電話予約者とインターネット予約者で分配する。

ますます、接種までの時間がかかりそう。

・予約受付に使う電話は多数台が用意されている。当日受付枠分は、電話は8:30受付開始で連続的に枠が埋まるまで受付、インターネットは毎日の午前零時に当日の枠が開いて、連続的に枠が埋まるまで受付けるが、実質予約できるのは零時3分~5分ぐらいまでで埋まってしまい、あとはゼロ表示になってしまう。

・既に予約していた人がキャンセルすると、キャンセルした接種場所・時間帯が空くので、その分は予約可能として適時枠表示に反映される。運が良くそれを見つければそこを予約できる。

ということが分かったので、自分としては、

●夜中に起きてインターネットで確実に1名分は予約する。
●電話受付中は、身内も含めて加勢し合い電話申し込みに専念する。
●生活時間に余裕のある自分がパソコンに貼りついてキャンセル探しを行う。

この作戦で奮闘努力し、強運に味方された結果、丸二日を費やして希望した通り、4名分の予約を登録(夜中2名、キャンセル2名)できました。

接種日は6月初旬から中旬の間。ありがたいことでございます。感謝!

予約がとれたから言えることではございますが、体験し、体感したから言えることではございますが、この熾烈な競争とも思える先着順的予約法は、年配者にとって決して公平ではなく、精神的に優しいと思える方法ではないような気がします。

行政側は、希望する人の分はワクチンが確保されているので、安心してお待ちくださいとは広報しますが、希望していても予約できなかった人には、毎朝、毎夜、電話やインターネットに付き合わされなければなりません。

何にも生産性のない膨大な時間を費やさなければならないのですよ。

これって、少し高齢者に不親切じゃありません??

行政側にもお分かりいただけたようで、この方式は約一週間後には”該当者に往復はがきで希望を伺い、接種場所・日時等を行政側で決めてから連絡が来る”方法に変更されました。

大人の世界は結果がすべて。この方法ではいかがな結果となりますことやら・・・  皆が喜ぶことを願います。

以上、ジサマの世迷言にお付き合い下さいましてありがとうございました。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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