世の中、通信回線の話題はギガ速度になっている折、我が家のメガbps台の話ですみません。
我が家の有線電話回線のルーター(無線LANカード付)を交換したのは、先々週のブログのとおりです。
その際、作業員の方が最後に動作並びに性能確認をしてくれたのですが、作業用タブレット機を片付けながら一言。
2階は特に問題ないと思いますが(ルーターは2階クローゼット内に設置)、今回1階はチェックしていません。そのうちに1階もチェックされた方が良いかもしれませんね。
何となく、言わんとすることは察しがつきましたが、言われてみればやはり気になります。
昔、光回線に契約変更した直後の頃には、1階でノートパソコンを無線LAN接続すると、期待したほど速度がでないなあと感じ、有線LANで使っていたのを思い出したのです。
その後、ジサマの隠れ家が2階に移り、しかも同じく有線LANで使っていたので、何ら不自由を感じていませんでした。
作業員の方は、現場作業の経験によって特別な対策をしてないのなら、1階フロアでの無線電波は弱いのではないですか と言いたかったのでしょう。
今まで自分は気にならなかったですが、我が家の文明開化も進み、カミさんですら(失礼!)スマホを撫でるようになりました。
もし、ジサマが家族のために1階の電波強度を高めても、誰もそのご利益に気付かないとは思うのですが、皆の幸せを常に望んでいるジサマにとってはそんなことはどうでもいいんです!(ジサマ、あんたは偉い!! )
そんなわけで、では、1階電波強度改善作戦、発動!!
<調査>
ネットで電波強度の調べ方を見てみたら、スマホにアプリ”Wi-Fiミレル”をインストールして、その辺を歩き回ればいいんだって。 なあんだ、カンタンじゃん。
上の写真左が、2階隠れ家の座卓付近での強度、右がその情報。
(多分)無線LANルーター付近の電波強度に対して53%の強度。リンクスピード72Mbpsと表示されているので、ダウンロード速度が72Mbpsということでしょうか。
もし、そのとおりなら、これって結構いい数値じゃありません??
ちなみに、無線LANルーターの仕様欄には
・LAN規格: IEEE802.11b, 11g, 11n、 2.4GHz帯、 1~13ch
と書いてあります。 規格11n、2.4GHz帯の13chで通信しています ということでしょうか。
また、ネットに書いてある一般論として、
・インターネット閲覧などでストレスなく見られる速度は、10M~30Mbpsあればよい。ユーチューブ視聴でも25Mbpsあればストレスなく見られる と載っていました。
さてさて、我が家1階各所(代表箇所)の測定結果(%)は!
リビングテーブルの上;15~30、調理テーブルの上;40、六畳座敷;15~25、玄関;15、脱衣所;15、廊下;15 という結果になりました。
通信速度は、電波強度が弱くなるほど遅くなるんだそうです。20~40%ぐらいで25Mbps、1ケタ%では1Mbpsと表示されたと思います。
こうして見てみると、昔、六畳間で通信が遅かったこともうなずけます。
それから意外だったのは、無線LANルーターは2階間取りの中心付近に設置されているので、当然1階でもその真下あたりが一番強くなるだろうと思ったのですが、それほどでもありませんでした。建物の隅にある調理テーブルの方が強くなっていました。
結局、最近の我が家1階でのPC・スマホの使用形態から考えると、特にリビング・六畳間の電波強度を上げておくことが望ましいと分かりました。
<無線中継機の調達と取付台の製作>
1階の電波強度を高めるには中継機を設置すれば良いのは昔から知っていました。でも当時は自分のお小遣いで買うには値段が高かったのです。
今、中継機としてどんなものが市販されているかネットを見てみたら、最初に目についたのがIO社製の”WN-AC1167EXP”という中継機。
仕様は、IEEE802.11ac, 11n, 11a, 11g, 11b、 2.4GHz帯、5GHz帯 となっています。
いい、いい、これでいい! ac(800Mbpsぐらいの速度対応?)だの5GHz帯だの家のルーターの能力以上の性能もあるし、いろいろ他を見ても目移りするだけ。悩まずにこの機種に決めました。
(中継機は写真上に写っているお弁当のおかず入れぐらいの物体。建物の壁に埋め込んであるコンセントに、中継機裏に出ているプラグを差込んで使う)
問題は、資金の工面。安くなったとはいえ、新品はそれなりの価格になりますので、最近世話になってる自由市場で調達することにしましたよ。
現在値¥1000表示の出品に参加して競り勝ち、送料込み¥2000弱でゲットしました。 はい、中継機入手完了。
お次の問題は、中継機を1階のどこに設置するか? 壁についているコンセントに差込んで使うのが、一番手間がかからず簡単でいいのですけど、1階フロア中央付近のコンセントには口数全部にプラグが差してあったり、近くに固定電話の子機が置いてあったり、良さげな空きコンセントが見つかりません。
やむを得ない、中継機をコード付き置物のようにして好きな場所に置けるようにしましょう。
作った中継機取付台を上の写真に示します。物置に転がっていた木っ端2枚を貼り合わせ、上に電源の延長コードのメス口を貼り付けました。
グルーガンによりプラスチック糊を塗ってくっつけたのですが、剥がせないほどの強度ある接着ができるのですね。驚きました。
写真のとおり、見た目にはそれほど美しいとは思いませんが実用性はバッチリですね。
<設置場所と改善効果>
最後の最後まで悩んだのが中継機の設置場所。やっぱり1階の各所に均等に電波をバラ撒くとしたらフロアの中心がいいと思うんです。
2階にあるルーターの真下が電波が弱いと言っても、受信・増幅・中継し、安定して通信するためのオリジナル電波強度は十分にあります。
ブログ記載上は前後しましたが、ルーター真下に差込みコンセントが無くても中継機を置けるよう、電源コード付き中継機に仕立て上げたのです。
具体的には、テレビの置台として使っているキャビネットの飾り棚の中に押し込みました。ここがフロア中心に最も近いです。
その納まり具合を上の写真に示します。カミさんが棚の正面側から雑誌などを無造作に入れても棚から落ちないよう、細幅の竹棒を取付けて転落防止策としました(笑)
さて、改善の効果として、電波強度がどのぐらいに上がったとお思いですか?
リビングは50~60%、六畳間は60~70%、あれほど弱かった玄関や脱衣所でも40~45%を示すほどにアップしました。
中継機の取扱説明書には、(心配してかな?)”効果がみられなかった場合には”といった類の記載もありましたが、我が家の場合は、読む必要もありませんでした。
やれやれ、めでたし、めでたし。
<追記: 無線LANルーターと中継機の接続設定>
おっと、肝心のルーターと中継機の接続に苦労しなかったか、書いていませんでした。書き忘れるぐらいに簡単でしたよ。
スマホを使って接続したのですが、スマホをWi-Fiに繋いだ経験のある方なら誰でも設定できると思います。
まず念のために、中継機本体をリセット(初期設定)し、スマホと中継機をWi-Fi接続する。スマホで中継機の設定画面を呼び出して、そこに無線LANルーターを設定する。
という二段構えの手順になりますが、いたって簡単でした。
しかし、どこかのジサマは使い慣れないスマホを使ったため、パスワード入力時に小文字のアルファベットを入力できずに焦ったようです。何のことはない、文字キーを短くチョンとタップすればいいんですね。おー、恥ずかし!(苦笑)
接続設定が済んでしまえば、停電などで中継機の電源が落ちても再設定の必要はなく、また、既に家庭内LANに無線接続して使っていた、ノートパソコンやスマホ、プリンターなどもそのままで今まで通りに使えることは言うまでもありません。
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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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