相変わらず暑い日が続いていますよ。

今日は先々週記事だったかな、手持ちのディスクグラインダーの回転数を変えられるように工作したので、さっそくそれを使って切れなくなってきた刈り込み用ヘッジトリマーの刃を研いでみました。結果報告です。

手持ちのディスクグラインダーは20年来の愛機ですが、回転数が12000回転に固定なのです。

コイツに切削・研磨用の砥石を付けてトリマーの刃研ぎをしようものなら、研磨部分が摩擦熱により真っ赤になって、一発で刃の焼きが戻ってしまいます。

さすがに横着者のジサマをもってしても乱暴はできずに、せいぜい傷んだ刃のみを手がけのやすりでなぜなぜするぐらいしかできなくて、もう少し使いこんだら替え刃に交換しようと思っていました。

それが今回、簡単に回転数を下げられると分かったものですから、しめしめとなった次第であります(回転数が分からないのが残念)。

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ヘッジトリマー


写真上段が使っているトリマーで、そろそろ刃が切れなくなってきたなあと思っていたところです。

若い頃は刃渡り40cmぐらいのトリマーを使っていましたが、現在の愛機は確か23cmだったと思います。

刃渡りが長い方が仕事が速くて便利なのですけど、短くしたには理由があります。

重たくて、両手を使わないと振り回せない。刃の数が多いので、表面から見えない太い枝に引っ掛け、刃がかじりやすい。

高い立木の上の方を刈り込むために脚立に登るが、馬乗りになって両手を使い、かつ体のバランスをとりながらトリマーを振り回すのが怖くなってきた。

ってなわけで、軽くて片手扱いが楽な短いトリマーを使うこととなっています。

写真下段は、トリマーの下面の図です。

刃研ぎのために上刃、下刃の隙間を動かすためにも、刃の部分だけ本体から分離した方が作業がやりやすくなります。

緑矢印で示したネジを抜くことで、本体から分離できます。

愛機トリマーには、(写真では見えませんが)該当ネジの脇に矢印マークが表示してありました。

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トリマー分解


この写真は、本体と刃を分離すると中はこうなっていますよと説明するための図。

本体側、大きな歯車の中央に円盤が2枚、偏心して重ねて一体となった、あたかも外形はひょうたん形に見える回転部品があります。

一方、刃の方には上刃、下刃がお互いにスライドするように組み立てられていて、根元は長円の環となっています。

ですから、本体のひょうたんが刃の長円の中で回転することにより、上刃と下刃が交互にスライドするわけです。

おもしろい機構ですね。刃を研いだ後、刃と本体を合体する時には、写真写りの程度にグリスを補充しておけばよいようです。

合体の時、取り外したネジが本体側のネジ穴と位置が合わないために、締められなくなって慌てる場合がありますが、

上刃・下刃の長円を重ね、かつ、長円の中心が底板の中心穴と同じぐらいになるようにして(写真のように)、

本体側は、ひょうたんの最も遠い端が、長円の最も遠い端に接するぐらいに予め手で回しておいてから、

両者を合体すれば、悩むことなく位置が合って組み立てられます。

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トリマーの刃研ぎ


上段の写真は、刃研ぎをしている時の姿を示したもの。

刃は作業台の端にシャコ万を使って固定しました。グラインダの砥石は写真のような感じで刃に当てます。

砥石は一つの刃に対して3回ぐらい、現状の削り面に軽く当てるようにして研ぎました。

下段の写真は、研ぎあがった刃です。

粒度120番の砥石を使ったのですが、やはり荒っぽい研ぎ跡がつきます。でもよく観察すると研ぐ前の刃の表面も同じような粗さなので、メーカー研ぎでもこんなものなのでしょう。

ディスクグラインダーの回転速度は、なるべく削り火花が出ないように、とはいうものの一呼吸おけば回転速度が復帰する(砥石が刃を擦ると回転が落ちる)程度に、下げて作業しました。

いやー、一刃、一刃、手がけのヤスリで研ぐことに比べれば、なんと楽なことか!

次からは、シーズンごとに刃を研ぐことにして、いつも切れるトリマーを使えると思うと楽しくなりました。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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