エヘヘヘ、やっぱりエアーコンプレッサーが欲しくなり、手に入れてしまいました。
まだ物欲が湧くようでは、もう少し長生きできそうですな。有難いことでございます。
そんなもの買って何するつもりなの? カミさんにとがめられて、返答しどろもどろ。
ウーンと、えーと、パソコン内部のゴミ飛ばしでしょ、自動車・自転車の空気入れでしょ、耕運機や草刈り機の整備でしょ。
そうだ! 車のシートの奥、掃除機の先が入らない所のゴミ飛ばしや、仏壇脇の隙間にあって掃除できないコンセントの埃取り(トラッキング防止)にも使えるぞ!
エーイ、うるさい! コンプレッサーを持つのは男のロマンじゃあ!!(なんてことはケンカしたくないので口には出しませんよ)
写真は我が家にやってきたエアーコンプレッサー。
家庭用コンプレッサーのくくりで調べると、ものすごい数の機種が出てきますね。
選定基準は、初めてのコンプレッサーなので、音が静かなこと。簡単に持ち運びできること。口外してしまったので、上記目的に対してほどほどに使えること。を意識して探しました。
縁があったのは、機種名 SCP-13AY という小型のコンプレッサーで、
・設定圧力: 0.78 MPa
・タンク容量: 13 リットル
・空気吐出量: 40 リットル/min
・圧力到達時間: 4分50秒
・騒音値: 63 dB
・重量: 5.5 kg
という概略仕様になっています。
届いてから試運転してみた結果では、室内で使っても音は十分我慢できる大きさでした。
電源を入れて、設定圧力に達するまでピッタリ 4分でした。仕様より速いですね。
タンク容量、吐出量から判断して、間欠的エアー吹きになるだろうと承知していたのですが、”だめだ、こりゃ”というほどの間欠感覚ではなかったです。(普段は、二次圧は 0.4MPa ぐらいにセットして使うつもり)
入手先は、お決まりの大手オークション。ネットで販売している新品価格の約1/3で落札しました。
ただし、送料もかかるし、別途エアーツールキットも購入したので、結局実際に使えるようにするまでには、福沢さんがお一人と野口さんがお二人ぐらいかかってしまいました。、
●ノートパソコンとディスクトップパソコンの埃掃除をして分かったこと。
密閉した室内で埃飛ばしをしてはいけません。部屋中ホコリだらけになってしまいます!
こちらは、今が働き頭のハンマーナイフモア機(確か銀星号だったかな? 命名者なのに忘れてしまいました)。
最近、エンジンの回転音に微妙な違和感を覚え、キャブレターを掃除したくていました。
刈り払い機も不調になっていたのですが、これは今日の記事を書くまでに対応完了で、多分治ったと思っています。
キャブレター部、プライマリーポンプ組付け枠を増し締めし、燃料入り口チューブを少し切って差込み直したら、燃料が安定して供給されるようになりました。
よって、刈り払い機不調は一件落着!
さて、対応しなければならないのが、銀星号のキャブレター。コンプレッサーまで用意したのに、自分で分解するのをためらうわけにはいきません。
写真上は、銀星号キャブレター部の拡大です。
この状態から、どうやってキャブレターの心臓部を取り出し、そしてその心臓を分解・掃除・組み立てすればよいのでしょう?
購入時に付いてきた取説には、そんな専門的なことは記載されていません。ネットを調べてもその要領は公開されていません。
やはり、ネットに公開されている異機種の整備動画を数多く視聴して、基本となる共通的な技術を学び、あとは銀星号キャブレターの現物に照らして習得技術を適切に応用しながら対応していくという、初心者には極めて危険で乱暴なやり方しかないようです。
写真下、あーでなし、こーでなし、悩みながらキャブ本体を取り出しました(トレイ中、アルミの塊がキャブレター本体)。
この塊を部品単体になるまで分解し、”キャブレタークリーナー”や”パーツクリーナー”なる溶剤を使って洗浄し、かつ、穴という穴を全て洗浄した後、再び組み立てるという作業がキャブレターの掃除です。
コンプレッサーは、溶剤を吹き飛ばしたり、乾燥させたり、穴のガス通過で開通を確認したりするのに使います。
不安であった未知のこの作業も、事前勉強の甲斐あって、(大きな失敗を一つやらかしましたけど)なんとか終わすことができ、また自信をつけることができました。
●失敗紹介: 動画で、”部品はアルミや真鍮などの柔らかい材料でできているから、気をつけて扱え”と教わりながらも、力を入れ過ぎてメインジェットなる部品のマイナスねじ溝、1/4ぐらいの部分を欠いてしまいました。
溝の長さに合わせたマイナスドライバーを使ったのですが、刃の幅が溝の幅より薄かったため、回すと溝の幅の片側にのみ力が加わるのですね。
部品の取付け、取り外しに使うドライバーは、マイナス溝の長さ・幅・深さにピッタリとフィットするドライバーを選び、かつ、ドライバーの刃が溝にしっかり嵌まるよう押し付けながら回さなければならない ことを学びました。
後で見た動画によって、購入時に付いてきたリバーシブルドライバーを使うんだと教わりました(ドライバーの握りと軸が分離していて、同じ軸の端にはプラスとマイナスの刃が加工され、握りに刺す軸の向きによりプラス、マイナス両方に使えるドライバー)
ジェットのマイナス溝は壊したものの、ジェット穴に傷は付かなかったのが不幸中の幸い。
ソォーと組み戻して知らぬ顔をしていますよ(笑)。
●これもキャブ掃除の範囲に入るかな。 ガソリンタンク下の燃料フィルタの点検もしてみました。
カップを外したら、カップの底にはゴミがかなり溜まっており、フィルタからは糸状のツララのようなものがぶら下がってきました。
ヒェーッ! でございます。なにせ20年ぶりぐらいの御開帳ですからねえ。しかもフィルタの上には透明な膜まではってましたよ。
きれいに掃除して戻しましたが、今までずいぶん燃料の流れが悪くなっていたと思います。
キャブレターに限らず、素人が分解掃除をすると最後には必ず余ったネジなどの部品が一つ、二つ残るのが常だそうですが、今回は何も残らなかったので、組み立て作業も無事に終わったものと思います。
最後に試運転。 よし、エンジンの回転も滑らかになった。時々小さく音がしたアフターファイヤーも止まっている。
動画の中で先輩が言っていた、”なーに、キャブを壊して新品にしても、2万円ぐらいだよ” と脅かされていました。
よかったあ~ぁ!!!
農機具屋さんにキャブ掃除を頼めば、ン千円! これも一時は覚悟しました。
よかったあ~ぁ!!! DIYばんざーい!
(多分、コンプレッサーに投資した額の半分ぐらいはご利益があったでしょう)
インスタグラムに投稿しています
テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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