陽気が良くなり、野菜も雑草もよく育つ季節となってまいりました。カミさんもヒマを見つけてはセッセと畑の草取りに勤しんでおります。

そんな中、ジサマはのんびりネットサーフィンに勤しんでおります。

でも、また面白い情報を見つけましたよ。野菜を植えた畝と畝の間の通路、自走式草刈り機や刈り払い機が入れないような狭い場所を除草するための道具を見つけました。

動画を拝見すると、何かと便利に使えそうであり、不器用かつお小遣いに乏しいジサマでも、真似て自作できそうな気がしてきたのはいつもの悪い癖。

torima

畝間トリマー


矢印の部分が、畝間トリマー部です。25年ぐらい使い込んだ愛用の刈り払い機に取付けました。刈り刃には短いナイロンコードを使います。

ご指導くださったネット先生をご紹介しておきます。有意義な情報公開ありがとうございました。

ユーチューブタイトル
”草刈り 除草 作業 ジズライザー エアーで自作トリマー野菜のきわ刈り除草”

制作者
”小野寺農園 様”

(*リンクは貼りませんので、興味がおありでしたらグーグル検索でお願いいたします)

先生がお示しになられた作品のように作れたか自信はないのですが、自分としては合格点をもらえるかなとは思っております(自信過剰??)。

実際に作り、畑の隅で使ってみましたが、なかなかいい具合ですよ!

<製作メモ>

● 100均タッパーで短辺サイズ18cmのものは、200円でした。深さが動画の品よりは深そうなので、少し切り落とし浅くしました。

● タッパー切りには、お勧め通りディスクグラインダー(サンダー)を使いました。小さく薄い円盤砥石に軸を付けた、ドリルチャックに噛んで使うようなカッターを用いて切断すればよいかなと思ったのですが、カッターの価格が高かったので止めました。

● 刈り払い機シャフトに取り付けるための金具類は、田舎のホームセンターにも置いてありました(しかも安!)。

● 作業で一番時間を要したのは、シャフトへの取り付けるための位置調整! くたびれたぞ!

● タッパー下端とナイロンコードとの高さ関係は、コードを差込んだカッター円盤の上面がタッパー下端と同じになるように決めました。それよりもコード回転面がタッパーの内側に入るようにした方がいいのかしらん? 悩むところではあります・・・

<試し刈り>

test1

試し刈り1


菜園の中の写真。左ビフォー、右アフター。

カミさんが頑張っているので菜園内に草が生えてる所が無かったのです。キヌサヤ脇の通路に少し生えていたのでパチリ。

トリマーで地表を撫でても、硬くてナイロン先端が地中に入りません。分かりづらいですが、ナイロンコードが草に当たった所では草が粉砕されています。

test2

試し刈り2


こちらは、菜園内でのロケハンに満足できなかったので雑地境界まで範囲を広げ、境界を畝間に見立てて除草してみたもの。

雑草はきれいに粉砕されています。タッパーの中で何回もナイロンコードに叩かれるので細かくなるようですね。

また、コード先端が柔らかい土に食い込み耕すので、草は地中に梳きこまれるのかも知れません。地表は、よく刈れたなあ という仕上がりになります。

<その他、感想>

● ナイロンコードを使っての草刈りでは、小石、砂、草くず等が飛び散り、ズボン・シャツ・顔面、あちこちゴミだらけになりますが、タッパーが強力なカバーの役目を果たすので、ゴミ知らずで作業できます。これは極めて快適です!

● 畝間トリマーの利点として、タッパー自体の内側に回転刃を収納するので作物の茎などが接触して損傷を受けることはない という設計ですが、回転刃が地表を擦ることにより反力を受けてふらつくので思ったほど安心しない方が良いと思われます。

● 試し刈り日は小雨が降った後だったので全然感じなかったですが、地表が乾いた状態での土埃の発生は尋常ではありません。風向きを考えたり、地表が湿った日を選んで作業するなり、土ぼこり被ばくの対応法が必要です。

● シャフトに止める金具は2本のボルトを締める構造です。そのうちの外側1本をトリマー(タッパー本体)用に使えるから便利なのですが、2本のボルト各々の締め具合がお互いの締め具合に影響するようです。我が家の場合刈り払い機は1台しかないので、トリマーを着脱しながら刈り刃を使い分けていくことになります。
着脱つどのトリマー接続位置再現が難しそうな気がしています。

ご参考までに、

パッと見、同じような印象を受ける ”アイガモン”という商品や”耕うん除草機 タマの手”という商品など、市販されているのですね。

 

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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。

 

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