前回書いた畝間トリマーの勢いが残っているうちに、刈り払い機関係の話題をもう一つ。
おいおい、ジサマ、そこまでケチるのかよ! と言われそうな話なのですが、DIY好きなものですから・・・
畝間トリマーを工作するのにウチの刈り払い機にもナイロンカッターを取り付けたのですが、今まで付けていたチップソーを外したついでに今年の草刈りはナイロンカッターで刈ってみるか という気持ちになりました。
そうなれば替え刃を用意しなければならないわけですが、出来合いのナイロンコードのお値段って結構するんですね。
(ウチのナイロンカッターは、自動や半自動式ではなくて、古典的な差込み式なんですけどね)
ここは当然コードを束に巻いてあるお安い品、一択となりますが、さて、これを必要長さにチョン切って、さてその後どう処理しましょ??
そういうことを考えるのが楽しみなんですよねえ(ワクワク)。
写真が我が家の刈り払い機。先端にナイロンカッターを取付けてあり、龍のヒゲみたいな2本がナイロンコード。
ナイロンコードの端は、カッターの穴から抜けないように始末してあればそれでいいんですが・・・
しょーもないアイデアはいろいろ浮かぶのですが、簡単に、経済的にと考えると、これは難しいです。
世の中の節約家(私は倹約家?)の皆さまからヒントをいただこうとネット徘徊したところ、自分のセンスではこれが究極の答えだろうと思われるアイデアに出会ってしまいました。
やめた、やめた。考えるのは止めて、まずは素直に教えに従ってみることにします。
アイデアの本質は、ナイロンコードの端を溶かし、口径を大きくして穴を通過しない大きさのコブを作る という点にあります。
一つの実施例。熱源にはロウソクの炎。もちろん、ライターやバーナーでもダルマストーブなどでもいいですよ。
ナイロンコードの端を炙り、柔らかくなったな と思ったら、トンカチの平らな部分に押し当てて冷やす(押し当てツブシ)。端の部分が釘の頭のような形状に潰れます。
別の実施例。熱源に当ててコードの先端を柔らかくするのは一緒。
柔らかくなったな と思ったら、ペンチなどで柔らかくなった部分を挟み冷やす(挟みツブシ)。
端の部分が平らな形状に潰れます。
この写真は、ナイロンコードとその端末を示したものです。
上はナイロンコードの束ですが、写真のように断面が円形のストレートなコードや、四角断面なもの、数珠のようにデコボコなものなど、珍しい形状のコードも売っています。
端末処理3本は、左が試供品としてカッターに付属していたもので、太径の黒い樹脂端末となっています。中は押し当てツブシ、右は挟みツブシの端末となっています。
ご紹介のアイデアは、フィールドに出ていてもコード束とライターを持っていれば、コードを炙り、小石に押し当てて、すぐに替え刃が作れるという点でもジサマ好みの方法といえます。
ただし、まだお試し版で使っただけなので、来週予定している芝刈り作業で実戦使用したいと思っています。
<実戦結果>
月日は流れて(一日しか経っていないんですけど)、庭の芝刈り作業にて実践してみました。
結果は残念な結果であったことをお知らせします。
5分ぐらい様子を見ながら刈ってみて、いけそうな感じがしたのでさらに回転数をあげたところ、押し当てツブシも挟みツブシコードも、どちらも見事にブッ千切れました。
切断部位は、加熱されて変形を始めたあたり。前出の写真では潰した部分が黒く写っていますが、てっきり炎のススがついて黒く変色したのか と思っていたのですけど、どうやらナイロン自体が焦げ、強度低下したのだと思います。
究極の端末処理法と感じたのですが、極めて残念な結果となってしまいました。
アイデアの本質がダメとは思っていないので、熱処理する時の環境作りに改善が必要という意味ですが。
・・・天ぷらを揚げる時のように高温のオイル中で加熱したらどうだろうか・・・?
ただ、倹約ジサマが実行するには現実的な対応策とは言えませんなあ!
とりあえず昔やっていたように、端を一重結びして対処することにしましょ(数cm無駄になるのは我慢しましょ)。
皆さま、お騒がせしました。
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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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