初孫が生れ、よちよち歩きするようになり目が離せなくなった頃、急に思い立ってジサマらしいプレゼントを作ってやりたくなりました。
いろいろ考えた結果、座敷に置けて、もちろん屋外にも簡単に持ち出せるサイズのすべり台を作ろうと決心したのです。
手作りするからには、何か手本になるようなすべり台がないかなと思い、ネット先生に尋ねたのですが、満足できる手本はみつかりませんでした。
それならばと自分で設計することにし、持ち運び・収納まで考慮して二分割型の木製すべり台を考案したのは、過去記事に纏めたとおりです。
この写真は、初孫WKNちゃんが介添えなしで滑れるようになった頃の写真です。
最初は座った姿勢が保持できなくて、すっ飛んで寝そべるような格好でした。
なにせ、いじわるジサマがシリコンスプレーをたっぷり吹きかけましたからねえ。滑るんですよねえ ニヒヒヒ。
写真の日付から勘定すると、すべり台完成はちょうど10年近く前になってました。
WKNちゃんは2,3年ぐらい、我が家に帰ってくるたびによく遊んでくれたのですが、成長するにつれ興味対象が変わり、すべり台は物置でお休みする日々が続きました。
保管中、単にブルーシートを掛けただけで無造作に放置していたのですが、二番目の孫がそろそろWKNちゃん初すべりの年齢(1歳4か月)になってきましたので、物置からすべり台を取り出してみました。
埃は付いているものの、きれいに拭き上げるだけで元の滑り台に復活しましたよ。
塗装の変色や剥がれもなく、木材も割れ・腐りは認められません。打ち込んだコーススレッド釘にも錆びは発生していませんでした。
ツーバイフォー材やベニヤ板、水性ペイントでの素人塗装。10年ぐらいではビクともしないので驚きでした。
さすがに、ジサマ自身が乗って滑るという過酷な荷重試験は避けましたけど・・・
この分だと、製作時冗談で言っていた”親子二代で楽しめるジサマ作のオリジナルすべり台”という宣伝文句も、案外ウソじゃないかもと思ったりしましたよ。
すべり台に乗ろうと、自力で階段を上る二番目の孫MEYちゃん。
ビックリしたのは、すべり台を見せて3日目、介添えなしに階段を上り、踊り場の上に立ち上がって得意になっていました。
お前、1歳4か月だぞ、あまりジジイを驚かさないでくれよな!
さすがに、座り姿勢でそのまま滑るのは無理のよう。まだママの介添えが必要です。
実用品DIYいいですねえ。特にオリジナルDIY、いつまでも作った時のように使え、長持ちするととてもうれしいです。
今、実用に耐えるのは、すべり台、ゆず絞り器、乾燥芋用スライサー、柿の皮むきアタッチメントぐらいしかないので偉そうなことは言えませんが、自分で何かを作るというのは楽しいですね。
そうそう、もう一つあったぞ。猫ちぐら。
編みだしてもう5年ぐらいになるので、できの悪いのはダメになっているのがあるかもしれませんが、愛情をもって使ってもらえれば10年以上は使えそうな気がするのですが・・・
自分の手を離れたちぐらたち、今どうなっているのだろう? 気にはなります。
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テーマがなく節操のない写真集ですが、お時間がありましたら覗いていただけるとうれしいです。
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